コカミドメチルMEA の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

コカミドメチルMEA

学名 Cocamide Methyl MEA
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、ピーリング、ボディソープ、ハンドケア、入浴剤、シャンプー、ヘアパック・トリートメント、スタイリング剤

コカミドメチルMEA とは?

ヤシ脂肪酸とヒドロキシエチルメチルアミンから生成される非イオン(ノニオン)界面活性剤の一種で、医薬部外品では「ヤシ油脂脂肪N-メチルモノエタノールアミド」と呼ばれます。
主に起泡・増泡剤、粘度調整剤として使用され、ほかの洗浄成分の助剤として働きます。
起泡性のある成分はほかにも多くありますが、コカミドメチルMEAは皮脂や汚れなどに強く、皮脂過剰な頭皮やスタイリング剤でコーティングされた髪に使用してもよく泡立つという特徴があります。
泡立ちと洗浄力はイコールではありませんが、泡が多ければ多いほど表面についた汚れを包み込んで吸い取るため、少ない量で洗浄効果がアップするのです。
また凝固温度が-8.7℃と大変低いため、低温度でも品質を安定させる働きもあります。

コカミドメチルMEA の安全性は?

コカミドメチルMEAは食器用洗剤にも配合されているため刺激や毒性が強いと思われがちですが、これは食器の汚れや油を効率的に洗浄するために泡立ちを良くする目的で配合されているものです。
洗浄力自体が強い訳ではなく、安全性は高いと考えられています。
しかし、汚れていたりスタイリング剤を使用していたりする場合にはこの成分が効果的に働きますが、それほど汚れていない場合、皮脂を取り過ぎてしまう危険性があります。
特に1日2回以上シャンプーする人は、この成分によって頭皮が乾燥してしまう場合がありますので注意が必要です。

コカミドメチルMEA の役割は?

安定した起泡性があるので、主に洗顔料やボディソープ、シャンプーなどに配合されます。
その他起泡性を利用して、ヘアムースなどに配合されることもあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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