キューカンバーエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

キューカンバーエキス

学名 Cucumis Sativus (Cucumber) Fruit Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、アイケア、育毛剤

キューカンバーエキス とは?

キューカンバーとはウリ科のきゅうりのことです。
野菜として売っているきゅうりは果実の部分で、それから抽出したエキスにグリセリンを混ぜたものがキューカンバーエキスです。
「キュウリエキス」「胡瓜エキス」と表記されることもあります。

紀元前4000年にはすでに食用として栽培されていたとされ、現在は世界中で普及しています。
成分にタンパク質や脂質がほとんど含まれていないことから栄養価が低いといわれていますが、ビタミンB群やビタミンC、銅、カリウム、モリブデン、マグネシウム、鉄、亜鉛、リンゴ酸などを含有しています。

ビタミンCを含み身体を冷やす作用があることから、薄く輪切りにしたキュウリを肌に乗せてパックするという美容法が古くから行われています。

キューカンバーエキス の安全性は?

食品から抽出されているので、安全性には問題ありません。
しかしウリ科の果物や野菜にアレルギーを持っている人は何らかの反応が出る可能性がありますので、気をつけましょう。

また、キュウリにはソラレンという光毒性のある成分が含まれています。
紫外線を吸収しやすくなるため、かゆみや発赤、シミや色素沈着を起こしやすくなります。
キューカンバーエキスを多く配合してある化粧品は、日中使用しないほうが安心です。

キューカンバーエキス の役割は?

さっぱりしていますが保湿性が高く、ハリやうるおいを与えてくれるため、乾燥肌から脂性肌まで使用できます。
抗炎症作用があるので、ニキビや日焼け後のケアにも向いています。

また、乾燥を防ぎ頭皮にうるおいを与え、炎症を抑えるので育毛剤にも配合されています。
リンゴ酸の働きで頭皮のpHを調整するほか、角質を柔らかくするので新陳代謝の促進も期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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