デカペプチド の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

デカペプチド

学名 Decapeptide
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、アイケア、リップケア、入浴剤、ファンデーション、マスカラ、シャンプー、コンディショナー

デカペプチド とは?

ペプチドとはアミノ酸が複数つながった組成のもので、アミノ酸の数によってジペプチド(2個)、トリペプチド(3個)などがあり、デカペプチドのデカは10を意味します。
すべて、合成で作られたものです。

デカペプチドはデカペプチド-2、デカペプチド-4のように最後に数字がつき、10種類以上あり、それぞれアミノ酸が違います。
よく使用されているのが、デカペプチド-2(アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、グリシン、トレオニン、バリン、プロリン、ロイシン)、デカペプチド-4(アスパラギン酸、アルギニン、グルタミン酸、システイン、チロシン、メチオニン、ロイシン)などです。

配合されたアミノ酸によって効果が違います。

・デカペプチド-2…保湿
・デカペプチド-4…細胞活性
・デカペプチド-10…血流改善、血管新生
・デカペプチド-12…美白
・デカペプチド-18…毛包幹細胞の生成促進

最近は特に発毛・育毛に効果があるデカペプチドが多く開発されており、白髪や脱毛の抑制、髪の寿命延長などの作用が期待されています。

デカペプチド の安全性は?

合成で作られたものとはいえ元はアミノ酸なので、安全性は高いといわれています。
発毛・育毛専門クリニックでは薬剤を頭皮に注射して治療を行なっていることからも、皮膚への危険性は低いと考えて良いでしょう。

デカペプチド の役割は?

化粧品に配合されているのはデカペプチド-2が多く、スキンケア製品に保湿目的で配合されています。
また、デカペプチド-4には髪の成分であるシステインや黒髪のメラニン色素の材料となるチロシンが配合されていることから、髪や頭皮の健康効果を狙ってシャンプーやコンディショナー、まつげ美容液などにも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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