ヒバマタエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ヒバマタエキス

学名 Fucus Vesiculosus Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、パック、ファンデーション、マスカラ、シャンプー、ヘアコンディショナー、トリートメント

ヒバマタエキスとは?

北海や大西洋など、低温水域の海岸に生息する海藻ヒバマタにグリセリンを加えてエキスにしたものです。
欧米では「ケルプ」「フーカス」「ブラダーラック」と呼ばれ、ほとんど海藻を食べないにもかかわらずヒバマタをお茶にしたり、香辛料として料理に使用されたりしてきました。

アミノ酸、亜鉛、ヨウ素(ヨード)、マグネシウム、フコイダン、アルギン酸などを豊富に含んでいます。
フコイダンやアルギン酸は海藻類のぬめり成分で、高い保水・保湿・紫外線防止作用があります。
また血行促進作用があり新陳代謝を促進するので、肌のターンオーバーサイクルを正常にします。
肌の乾燥からくるくすみやたるみに作用し、若々しい肌を取り戻す働きが期待され、多くの基礎化粧品やヘアケア商品に配合されています。
また、ミネラルが豊富で健康に良いとされ、種々のサプリメントにも利用されています。

ヒバマタエキスの安全性は?

自然に生息する海藻であり、欧米で古くから食用として利用されていた成分で、安全性は高いです。
ただし、エキスや粉末を食用とする場合は摂取量に気をつけてください。
日本人は海藻を日頃から摂取しているため、ヨウ素が過剰気味になっています。
ヨウ素の過剰摂取は甲状腺機能障害を引き起こすことが知られています。

ヒバマタエキスの役割は?

高い保湿作用と血行促進作用から、アンチエイジング用の基礎化粧品によく使われています。
保湿膜を作り、皮膚を保護することで真皮のコラーゲンやヒアルロン酸が失われるのを防ぎ、アレルギー物質との接触を防ぐ効果もあるといわれています。
抗酸化作用があるので紫外線の害を防ぎ、フコイダンの自己修復機能によってダメージのない若々しい肌と髪が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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