フラーレン の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

フラーレン

学名 FULLERENES
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、シャンプー、コンディショナー、スタイリング剤

フラーレン とは?

数十個の原子によってできた正二十面体構造の炭素の集合体で、サッカーボール状の形をしたものです。
最初はグラファイトから取り出していましたが、現在は合成されています。

フラーレンには水溶性のラジカルスポンジと脂溶性のリポフラーレンがあり、どちらのフラーレンにも非常に強い抗酸化作用があります。
他の抗酸化成分が自身が酸化されることで細胞の老化を防ぐのに対し、フラーレンは自身が酸化されることなく、活性酸素を吸収するという作用があります。
また、他の抗酸化成分の酸化防ぐ作用もあり、ビタミンCやアスタキサンチンなど、強力な抗酸化成分を保護します。

さらに紫外線によっても破壊されにくく、持続力が長持ちすることから、アンチエイジング化粧品に多く使用されています。
遺伝子治療やHIVの治療薬としての可能性も秘めており、現在研究が進められています。

フラーレン の安全性は?

世界中で注目されている成分なので、国内外で数々の安全性テストを行なっています。
日本では国立医薬品食品衛生研究所などで行なわれており、安全性が確認されています。
そのため、かぶれやアレルギーを起こす可能性は非常に低いと考えられます。

フラーレン の役割は?

抗酸化作用があることから、化粧品の防カビ・抗菌剤として配合されます。
また、メラニン色素の抑制によるシミの予防・改善、シワ予防・改善、毛穴の収れん効果などが期待され、スキンケア製品に使用されます。
さらに、頭皮の皮脂が紫外線や空気によって酸化するのを防いだり、髪の毛が様々な外的刺激でダメージを受けるのを緩和したりするとされ、シャンプーやコンディショナーにも配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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