グルコシルセラミド の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グルコシルセラミド

学名 Glucosyl Ceramide
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、アイライナー、マスカラ、香水、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤

グルコシルセラミド とは?

セラミドとグルコース(ブドウ糖)が結合した、スフィンゴ糖脂質の主成分です。
動植物に含まれていますが、主に使用されるのはこんにゃく、米、小麦、大豆、とうもろこしなどから採れる植物性グルコシルセラミドです。

肌のセラミドは新陳代謝の際に作られ、その後グルコシドセラミドとスフィンゴミエリンに分解され、必要な時に再度セラミドに合成されます。
セラミドは角質層に存在し、保湿と紫外線・外的刺激防止作用があります。
サプリメントなどで服用すると、肌の保湿効果がアップすることが資生堂の研究でわかっています。

化粧品に配合されたグルコシルセラミドは皮膚バリアとなり、肌の水分を保持する機能があります。
さらに、抗酸化作用や老化の原因となる酵素の抑制作用などがあり、エイジングケア効果が期待できます。

さらに、最近の研究で、アトピー性皮膚炎の場合、セラミドが作られる際の合成がうまく行かないため、セラミドが不足することがわかりました。
セラミドを増やすことで、アトピーの改善が期待されています。

グルコシルセラミド の安全性は?

こんにゃく、米ぬか、小麦胚芽などから作られており、安全性は高いと考えられます。
ただこういった製品を製造する場合、主に海外からの輸入食品が使用されるため、遺伝子組み換えや残留農薬などの心配がないとはいえません。

グルコシルセラミド の役割は?

保湿作用があるので、コンディショニング剤として基礎化粧品、メイクアップ商品に配合されています。
また、髪に使用することで髪がしっとりしてパサつきを防止するため、シャンプーやコンディショナー、アウトバストリートメントなどにも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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