(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル

学名 Glyceryl Ethylhexanoate/Stearate/Adipate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、アイケア、ボディケア、化粧下地、ボディ用日焼け止め、ファンデーション、口紅、アイシャドウ、コンディショナー、トリートメント

(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル とは?

パーム油やココナッツオイル、大豆油、動物性脂肪から生成されたグリセリンに、3種類の脂肪酸を合わせた油性成分です。

エチルヘキサン酸は飽和脂肪酸の一つでオクチル酸とも呼ばれ、パーム油やバターに含まれる成分です。
ステアリン酸は牛脂に多く含まれる飽和脂肪酸で、石けんやロウソク、界面活性剤の原料になります。
また、アジピン酸は脂肪を加水分解して出来る成分で、ナイロンやポリエステルの原料となる成分ですが、可塑剤として成分に柔軟性を与える作用があります。

これらの成分とグリセリンが合わさることで、皮膚を柔らかくし、水分を蒸発しにくくすることでうるおいを与えてくれます。

(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル の安全性は?

この成分自体は安全性が高く、肌への刺激もほとんどありません。
しかし、界面活性剤の原料として使われることが多く、皮膚に密着して水分を逃がさないフタの役割をする「閉塞剤」として使用されるため、肌への負担になることがあります。

(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル の役割は?

エモリエント成分としてクリーム状の製品や乳液に配合されます。
べたつきが少なく伸びが良いので、化粧下地やファンデーション、口紅に使われています。
また、ヘアケア製品に添加することで、ツヤとまとまりのある髪にすることができます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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