ヘンナの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ヘンナ

学名 Lawsonia Inermis (Henna) Extract
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラートリートメント

ヘンナとは?

ヘンナは「ヘナ」とも呼ばれ、髪を染めるヘナカラーの材料にもなるミソハギ科の植物です。
染料として使用されるのは葉で、乾燥させたものにローソンという赤い色素があります。
タンパク質に絡みつくという性質があるため、自然の染料としては最も落ちにくいといわれています。
髪のタンパク質を修復し、髪のコルテックス内にある水分を逃がさない働きがあります。
また毛穴の奥まできれいにするともいわれています。

また、ヘンナの葉を水やプロピレングリコールなどから抽出した「ヘンナ葉エキス」があり、これは主に保湿効果を狙ったものです。
また紫外線を吸収し頭皮の劣化を防ぐため、ヘアトリートメントにも使用されます。

ヘンナの安全性は?

インドなどで古くから使用されてきたものですが、頭髪用化粧品には「お肌に合わない時はご使用をおやめください」「使用前に必ずパッチテストを行なってください」と記載しなければならないことになっています。
天然成分とはいえ日本にはない植物であり、アレルギーの可能性はほとんどないといわれていますが、まれにかゆみや炎症を起こすことがあります。

また染毛料のヘンナ(ヘナ)には、100%と書かれていてもジアミンなどが数%含まれていることがあり、それにかぶれることがありますので、染毛料として使用する場合は特に信頼のおけるメーカーのものを使用しましょう。

ヘンナの役割は?

ヘンナの葉には染色効果のほか紫外線吸収効果や保湿作用があるため、ヘアケア商品によく使用されます。
また、保湿効果と製品の着色を利用した固形石鹸もあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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