馬油 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

馬油

学名 Horse Fat
用途・効果
安全性 A ()
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ボディケア、リップケア、ハンドケア、化粧下地、ファンデーション、口紅、リップグロス、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、育毛剤

馬油 とは?

馬油(バーユ)は、馬の皮下脂肪やたてがみ、尾などから採られた動物性油脂です。
リノール酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸を多く含み、人間の皮脂と似た性質があります。

肌の細胞間脂質であるセラミドと馬のセラミドの成分が非常に近いため、角質層によく浸透します。
しかも塗布すると10~20分で浸透するため、塗った直後はべたついてもしばらくするとしっとりします。
また、少量でもよく伸び皮膚の上に膜を作り、雑菌から肌を守ってくれます。
炎症を抑える働きがあり、昔から火傷や切り傷などに使用されてきました。
また、保湿作用や血行促進作用もあるので、肌の新陳代謝を促進してくれます。

しかし、不飽和脂肪酸は酸化しやすいため、馬油もそのままでは長期使用ができません。
そのため、ほとんどの馬油は抗酸化作用の高いトコフェロール(ビタミンE)を配合し、酸化を防いでいます。

馬油 の安全性は?

古くから火傷などの治療に使用されてきたことから考えて、安全性は高いといえます。
ただ、酸化しやすい成分なので、ビタミンEが添加されていることを確認し、一度使い始めたらできるだけ早く使い切るようにしましょう。

馬油 の役割は?

血行促進作用や保湿作用があるので、マッサージに使用するとシワやシミ、たるみの改善が期待できます。
また、まつ毛が伸びたり抜けにくくなったりするともいわれています。
さらに、頭皮を保湿し柔軟性を与え、血行促進作用で新陳代謝が促進されるため、育毛効果を高めてくれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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