加水分解コンキオリン液の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

加水分解コンキオリン液

学名
用途・効果
安全性 ()
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、アイケア、ボディケア、ハンドケア、顔用日焼け止め、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、頭皮ケア、ヘアカラー・白髪染め

加水分解コンキオリン液とは?

コンキリオンとはアコヤ貝の真珠や貝殻から採れるタンパク質のことで、粉末化した後コンキリオンを抽出し、加水分解したものです。
パールカルクエキス、水解コンキリオン液と表示されることもある、医薬部外品添加物です。

天然由来のタンパク質成分ポリペプチドとアミノ酸が主成分で、細胞を活性化させる働きを持っています。
水溶性でさっぱりした感触があり、肌や髪へのなじみが良い成分です。
また、アミノ酸の中でもグリシンが約24%と多いので保湿作用が高く、さらに角質にある天然保湿成分を構成するアラニンも約14%含まれており、雑菌やウイルスの侵入を防ぐ作用があります。

髪や爪の主成分でもあるケラチンを構成している成分のシスチンも約12%入っており、髪と爪を健康に保つ働きもあります。
さらにシスチンはメラニン色素の合成を阻止する働きがあることから、美白効果も期待できます。

加水分解コンキオリン液の安全性は?

貝が主成分なので安全性は高いといえます。
貝アレルギーの場合でも特にアレルギーを起こしたという報告はありませんが、心配な場合はパッチテストで様子を見てください。

加水分解コンキオリン液の役割は?

細胞活性作用があるので、エイジングケア用の化粧品に配合されています。
また、肌にすっと入り込みべたつきがないのにしっかり保湿し、肌荒れや乾燥を防ぎつつ化粧崩れを起こさないので、ファンデーションや日焼け止めにも使用されています。
真珠から採れたタンパク質なので、髪のツヤを出したり頭皮を保湿したりする目的で、シャンプーやコンディショナーにも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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