プルーン酵素分解物 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

プルーン酵素分解物

学名 Hydrolyzed Prunus Domestica
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、ハンドクリーム、ボディケア、アイケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、育毛剤

プルーン酵素分解物 とは?

プルーン酵素分解物はプルーンの果実を分解して抽出した成分で、医薬部外品原料の一つです。
プルーンとはセイヨウスモモの総称で、多くはカリフォルニア州で栽培されています。
これまでプルーンは鉄分が多いとされていましたが、実際には100g中0.2mgとかなり少なく、そのほかのビタミンやミネラルの量も果物全体の中では低めです。
しかし炭水化物、タンパク質、脂肪、食物繊維も含んでおり、バランスは大変良い食品なので、肌や頭皮の栄養補給のために配合されます。
また、保湿性や肌のきめを整える作用があり、透明感のある美肌をサポートします。

さらに、プルーンに表皮がメラニン色素を取り込むのを阻害する働きがあることを、日本の化粧品原料会社が発見しました。
メラニン色素が作られても、肌の角質細胞がそれを取り込まなければ肌が黒くならずシミは見えないという、これまでと違った美白作用が現在注目されています。

プルーン酵素分解物 の安全性は?

プルーン自体は古くから食べられていたものなので、安全性は高いです。
しかし国産のプルーンは少なく、多くは米国からの輸入品になるため、農薬や遺伝子組み換えの危険性は避けられません。
できるだけ国産のプルーンと明記してあるものを使用しましょう。

プルーン酵素分解物 の役割は?

ビタミン、ミネラルをバランス良く含み、さらに抗酸化成分もあるので、うるおいのある健康な肌になることを目的に、多くの基礎化粧品や育毛剤に配合されています。
メラニン色素の取り込み抑制効果が期待され、日焼け止めや化粧下地にも入っています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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