マテ茶エキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

マテ茶エキス

学名 Ilex Paraguariensis Leaf Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、ボディケア、顔用日焼け止め、育毛剤

マテ茶エキス とは?

マテ茶はパラグアイやアルゼンチン、ブラジルなど南米に植生するモチノキ科イェルバマテの葉や茎から作られるお茶で、そのエキスがマテ茶エキスです。

マテ茶は豊富なビタミンCのほか葉緑素、カルシウム、亜鉛、鉄、食物繊維を含んでおり、南米ではお茶というより食品の一部として愛飲されています。
カフェインやタンニンを含み、疲労回復効果があります。
血管拡張作用のある水溶性ビタミン様物質のコリンは血圧降下があり、動脈硬化予防に良いといわれています。
また、マテインと呼ばれるカフェインに似た成分は自律神経を整えて血行を良くし、細胞の新陳代謝を促すとの研究結果が出ています。

化粧品分野では、肌の糖化を抑制し、活性酸素を消去することがヒト試験データで明らかになっています。
糖化とは摂取したタンパク質と糖質が結びついて細胞を老化させる現象で、活性酸素による細胞の酸化現象と同じく、全身の細胞の機能を劣化させてしまいます。
マテ茶エキスにはこれらを改善する作用が期待できます。

マテ茶エキス の安全性は?

古くから飲料として摂取されてきた栄養豊かな植物なので、安全性は高いといえます。
以前マテ茶には咽頭ガンや食道ガンなどの発ガン性があるといわれましたが、マテ茶自体には発ガン性成分は全く含まれていません。
南米では熱いマテ茶を金属製ストローで飲む習慣があるため、喉や食道に熱水がかかり、炎症を起こしてガン化すると考えられています。

マテ茶エキス の役割は?

カフェインを多く含むので、むくみやたるみケアのためにボディケア製品などに配合されています。
また、頭皮の酸化や糖化を防ぐ働きがあるだけでなく、紫外線による髪や頭皮のダメージを抑える作用があることを発見した企業があり、育毛剤に配合しています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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