ジオウエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ジオウエキス

学名 Rehmannia glutinosa
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ピーリング、マッサージ料、入浴剤、ハンドケア、アイケア、化粧下地、顔用ボディ用日焼け止め、ファンデーション、アイブロウ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

ジオウエキスとは?

ジオウ(地黄)とは中国原産のゴマノハグサ科に属する植物で、ジオウエキスに使用されるのはアカヤジオウという種類の根です。
中国では古くから止血や補血、強壮作用で知られ、疲労、不整脈、糖尿病、腰痛、排尿困難など様々な症状の治療に用いられてきました。

成分はイリドイド配糖体、ラフィノース・スタキオースなどの糖類、ビタミンA、アミノ酸、リン酸塩などで、イリドイドには抗炎症、鎮痛、抗腫瘍、抗ウイルスなど多くの薬理があります。
また鉄分が多く造血作用があるので、貧血や虚弱体質の改善に作用します。
そのほか血行障害やホルモンバランスの崩れを緩和させるためにも服用されます。

肌に対しては保湿作用や柔軟作用、細胞活性作用などがあるとされています。

ジオウエキスの安全性は?

内服した場合にはまれに胃腸障害を起こす場合がありますが、塗布する場合には特に問題はありません。
ただ、ゴマノハグサ科はシソ目オオバコ科の近縁で、オオバコの花粉に対してアレルギーを持っている人は、ジオウでも何らかの反応が出てしまう可能性がないとはいえません。
ジオウエキスは根から採られるものですからそれほど心配はありませんが、一応注意して使用しましょう。

ジオウエキスの役割は?

細胞を活性化させ、保湿や柔軟作用もあることから、肌荒れや敏感肌、エイジング肌などの改善のために使用されます。
また、細胞の活性化から頭皮の新陳代謝を促し、保湿作用で必要な皮脂を残すことから頭皮環境が改善されるため、特に女性の発毛・育毛効果も期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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