エンピツビャクシンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

エンピツビャクシン

学名 Juniperus Virginiana
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、ボディケア、ハンドケア、ネイルケア、入浴剤、制汗剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、香水、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤

エンピツビャクシンとは?

エンピツビャクシンはヒノキ科の針葉樹で、北アメリカ東部の森林などに生えている樹木です。
その名の通り、実際に鉛筆の材料となる木で、英語ではペンシルシダーと呼ばれることもあります。

シダーとは霊的なパワーという意味で、古代エジプトの時代から樹木は寺院や棺に、精油はミイラの保存のために使用されてきました。
また、精油はシダーウッドと呼ばれ、心身を落ち着かせる作用があり、冷静な判断が必要な時に嗅ぐと良いといわれています。
その他、呼吸器の調子を整え、膀胱の症状を緩和させる作用があります。

成分はセドロール、セドレノール、カジネンなどで、殺菌作用と収れん作用もあり、脂性肌にとても効果があります。
また、ウッディ-でリラックス作用がある香りなので、香料として配合されることもあります。

エンピツビャクシンの安全性は?

シダーウッドには強い通経作用があり、生理不順を緩和する作用があります。
しかし堕胎薬として使用されたこともある強い成分なので、妊娠中は使用しないでください。

また、ヒノキ科なので、花粉症などのアレルギーがある場合は様子を見ながら使用するようにしましょう。

エンピツビャクシンの役割は?

引き締め作用と殺菌作用があるため、脂性肌のケアに高い効果を発揮します。
また、皮膚を柔らかくするので、エイジングケアにも合う成分です。
さらに、頭皮の皮脂を抑え、フケやかゆみを緩和させることから、ヘアケア製品にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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