乳糖 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

乳糖

学名 Lactose
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、レッグケア、入浴剤、顔用・ボディ用日焼け止め、口紅、リップグロス、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

乳糖 とは?

乳糖は牛乳に含まれる炭水化物の99.8%を占める成分で、ガラクトースとグルコースが結合したものです。
牛乳には約4.5%、母乳には約7%含まれている糖類の一種で、ラクトースとも呼ばれます。
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのは、この乳糖を分解する酵素が少ないことから起こり、これを「乳糖不耐症」といいますが、アレルギーとは違います。

乳糖は大腸に送られるとビフィズス菌を大量に増やす働きがあり、善玉菌が多くなることで便秘解消や新陳代謝促進作用があります。

また、化粧品として使用すると保湿作用を発揮し、肌を柔らかくしてくれます。
その他、医薬品やサプリメントに混ぜて錠剤のサイズを調整する賦形(ふけい)剤としても非常によく使用されています。

乳糖 の安全性は?

乳糖は薬品やサプリに賦形剤として使用されていますが、賦形剤は有効成分の効能を変化させないもの、治療効果を妨げないもの、心身に悪影響を及ぼさないもの、といった決まりがあるため、安全性は高いといえます。

ただし、乳糖はタンパク質を除去した成分ですが、まれにタンパク質が残っている場合があります。
口に入らなければ問題はありませんが、牛乳アレルギーがある場合は万が一のことを考えて、パッチテストを行なったほうが安心でしょう。

乳糖 の役割は?

乳糖には穏やかな保湿作用があることから、基礎化粧品やボディケア製品に配合されます。
また、髪の表面に薄く膜を張ることでしっとりして扱いやすくなるため、ヘアパックやトリートメントの原料にも使われます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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