ラウラミドDEA の成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > ラウラミドDEA

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ラウラミドDEA

学名 Lauramide DEA
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、ピーリング、マッサージ料、ボディソープ、ボディケア、ハンドケア、顔用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラー

ラウラミドDEA とは?

ラウリン酸のジエタノールアミドで、非イオン(ノニオン)界面活性剤の一種です。
ラウリン酸とはドデカン酸とも呼ばれ、ヤシ油やパーム油などに含まれている炭素数12の飽和脂肪酸で、これにヤシを原料にしたジエタノールアミンを合成したものです。
これ自体では洗浄作用は弱く、起泡剤や増粘剤として配合されます。
特に自然派や無添加を謳うシャンプーや洗浄剤は泡立ちが良くないことが多いため、ラウラミドDEAを添加して粘性の高い泡を作り出します。
また、泡立ちが良くなるので洗い流しやすくなるというメリットもあります。

さらに各成分の刺激性を弱める働きがあるので、他の界面活性剤の効果はそのままに肌への負担を軽くするために配合されることもあります。

ラウラミドDEA の安全性は?

無添加シャンプーなどに配合されている成分なので、安全性は高いといえます。
ただ、界面活性剤としてラウラミドDEAのみが使用されることはあまりないので、他の界面活性剤によっては刺激を感じることがあります。
また、泡立ちが良くなるとその分洗浄力も上がるため、添加量によっては皮膚を乾燥させてしまうことがあります。
成分表の最初のほうに書かれていたら、敏感肌の場合はパッチテストを行なったほうが安心です。

ラウラミドDEA の役割は?

泡立ちを良くすることで洗浄効果を上げ、しかも泡切れを良くする作用が高いため、洗顔料、ボディソープ、シャンプーなどに配合されています。
また非イオン界面活性剤には乳化や成分分散・均等化のために使用されることもあり、ボディローションやハンドクリーム、日焼け止め製品の一部に配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認