ライムエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ライムエキス

学名 Citrus Aurantifolia (Lime) Fruit Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、ボディソープ、パック、化粧下地、日焼け止め、ファンデーション

ライムエキスとは?

ライムは柑橘類の一種で、主にインド、ミャンマー、マレーシアなどの熱帯地方で採れる果実です。
ライム果皮エキスとライム果実エキスがありますが、主に果実エキスが使われます。

ビタミンCやビタミンB2、クエン酸、ヘスペリジン、リモネンなどを含んでいます。
ビタミンCは抗酸化作用があり、ビタミンB2は皮膚の健康維持に役立ちます。
ヘスペリジンにも抗酸化作用があり、さらに毛細血管を強化する働きがあります。
リモネンは頭皮の過剰分泌を抑えてかゆみや炎症をなくし、髪のツヤをよくします。

ライムエキスの安全性は?

ライムは栽培が難しく、実が成熟する前に落ちてしまいやすいため、植物ホルモンのジベレリン酸を使用して結実率を上げています。
ジベレリン酸は日本人が発見した自然由来の薬品で、米国では毒性が低いことから残留基準が撤廃されており安全性は高いとされています。
しかし、ジベレリン酸を投与されたハツカネズミに乳腺ガンや肺腺ガンが発症したという実験結果報告があり、安全性に信頼があるとまではいえません。

また、ライムは紫外線に当たると皮膚を傷つける光毒性があります。
水蒸気蒸留法で抽出したものは無毒ですが、圧搾法で抽出したエキスやオイルには強い光毒性があるため、抽出方法を必ず確認してください。

ライムエキスの役割は?

抗酸化作用が高く、活性酸素で弱りがちな肌を活性化させてくれます。
また収れん作用があるので、脂性肌を整える石鹸や洗顔料、パックなどに使用されています。
頭皮につけると抗酸化作用で雑菌の繁殖を抑え、爽やかな香りのする艶やかな髪が気分もリフレッシュさせてくれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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