メンチルグリセリルエーテル の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

メンチルグリセリルエーテル (別名:L-メンチルグリセリルエーテル)

学名 MENTHOXYPROPANEDIOL
用途・効果
安全性 ()
よく使われる商品例 洗顔フォーム、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、アイケア、ボディケア、制汗剤、頭皮ケア

メンチルグリセリルエーテル とは?

正確にはL-メンチルグリセリルエーテルといい、アルコールの有機化合物であるメントールの誘導体で、医薬部外品原料となる成分です。
メントールはペパーミントや薄荷などに多く含まれる成分で、葉や茎から得られますが、現在は合成されたものも多くなっており、天然物はブラジルと中国、合成物は日本、ドイツ、アメリカが市場を独占しています。

メントールは清涼感をもたらす成分ですが、持続性がないという欠点があります。
誘導体であるメンチルグリセリルエーテルは冷感を持続する作用があり、メントールやカンファーなどの冷感剤に加えることでひんやり感を持続させることができます。
しかし、実際に使用した部分が冷える訳ではなく、あくまで感覚的なものです。

また、揮発性の爽やかな香りがあるので、香料としてもよく使用されています。

メンチルグリセリルエーテル の安全性は?

メントールには刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす危険性があり、メンチルグリセリルエーテルにも起こり得ます。
濃度や体調にもよりますが、肌が弱い人や植物アレルギーがある場合は注意しましょう。

メンチルグリセリルエーテル の役割は?

冷感作用を長時間持続できるため、制汗剤に使用されることがほとんどです。
それ以外には、脂性肌用のスキンケア製品や頭皮ケア製品にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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