感光素301 の成分解説と安全性、役割

リカラ
トップ > 白髪染め・カラートリートメントの成分一覧 > 感光素301

白髪染め・カラートリートメントの成分解説

感光素301

学名 2-[2-[(5-bromo-2-pyridyl)amino]vinyl]-1-ethyl-6-methylpyridinium iodide
用途・効果
安全性 D ()
よく使われる商品例 ボディケア、まつ毛美容液、マスカラ、シャンプー、育毛剤

感光素301 とは?

クオタニウム-51とも呼ばれるシアニン系色素で、陽イオン(カチオン)界面活性剤の一種で、結晶性の粉末です。
元々は写真の感光膜の感光範囲を増大させるために作られた合成染料です。
太陽エネルギーを吸収することで体内に良い作用を起こすのではないか、という発想から研究が進み、現在は色素としてではなく、免疫系の機能を高め、皮膚を保護したり肌の細胞を健康にしたりするために使用されています。

感光素には101、201、301などがあり、それぞれ働きが違います。
感光素301は「タカナール」とも呼ばれ、細胞を活性化させて傷の治りを良くしたり、血流を促進したり、制汗・抗菌作用があります。
また肌荒れ予防作用があるので、肌を乾燥から守る働きもあります。
陽イオン界面活性剤なので、帯電防止作用や殺菌効果もあり、ヘアケア製品に配合すると髪のまとわりつきを防ぎます。

感光素301 の安全性は?

少量の配合であれば特に問題はありません。
しかしながら陽イオン界面活性剤の一種なので、皮膚に刺激を与えたり、皮膚に浸透して細胞を破壊したりする危険性が疑われています。
皮膚に刺激を感じた場合は使用を中止したほうが良いでしょう。

感光素301 の役割は?

主に発毛剤や育毛シャンプー、まつげ美容液に配合されています。
この成分は血行を促進し、さらに毛母細胞を活性化させることで発毛・育毛が期待できます。
さらに抗菌作用があるのでフケやかゆみを抑え、頭皮環境を改善してくれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています

注目の特集

先月の売れ筋ランキング

話題のテーマ

比較リストで確認

比較リストに追加した商品は「比較表を見る」ボタンを押すと、まとめて比較することができます。
比較表を見る

比較リストで確認