ミネラルオイルの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ミネラルオイル

学名 Mineral Oil
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメントなどほぼすべての化粧品

ミネラルオイルとは?

自然派化粧品によく「鉱物油無添加」と書かれていますが、石油由来の油のことを鉱物油あるいはミネラルオイルといい、同じものです。
石油から作られるということでイメージが悪いため、最近はミネラルオイルと記載するところが増えています。

以前は油焼けなどの症状が起こりましたが、それは不純物が原因でした。
現在は精製技術が格段にアップしており、日本では白色ワセリンとして日本薬局方にも登録されています。
酸化しないので多くの化粧品に配合されています。
また、肌に浸透しないという特性があるため、いつも表皮を保護する必要のあるベビーオイルに使用されているのです。
石油から作られたものなので栄養はありませんが、長期間肌表面に留まるので保湿剤として大変優秀です。

ミネラルオイルの安全性は?

石油というとイメージが悪いのですが、石油は植物が5億年以上前に堆積したものです。
しかも植物油には脂肪酸があるため酸化しますが、ミネラルオイルには脂肪酸が含まれていないため、精製度が高いものであれば開封後も何年でも品質が保持されます。
粗悪なミネラルオイルの場合は紫外線や細菌の繁殖で劣化することもありますが、通常販売されているものや化粧品に配合されているものはまず心配はないでしょう。

ミネラルオイルの役割は?

肌の表面に膜を作り長く留まるため、保湿剤として多くの化粧品に使用されています。
また、紫外線を浴びても酸化しないことから、日焼け止めクリームやファンデーションなどのベースメイク商品にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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