月見草油 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

月見草油 (別名:イーブニングプリムローズ)

学名 Oenothera tetraptera
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、香水、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、スタイリング剤、頭皮ケア

月見草油 とは?

月見草油は英語で「イーブニングプリムローズ(Evening Primrose)」と呼ばれる、アメリカ原産のアカバナ科マツヨイグサ属の植物の種子から採れた油です。
日本で月見草と呼ばれている植物は、ピンク色の花を咲かせるマツヨイグサと黄色の花を咲かせるメマツヨイグサがありますが、このオイルを取るのはメマツヨイグサのほうです。

アメリカ原住民が傷や痔、消化不良などの治療のために古くから用いてきました。
現在はそれらの効果は科学的根拠がないとされています。
しかし、成分にリノール酸やγ-リノレン酸を含み、これらの多価不飽和脂肪酸には保湿や抗炎症作用があることから、美容効果があると考えられます。
必須脂肪酸であり、不足すると皮膚がうろこ状に剥離したり、内出血が増えたりすることがわかっています。
γ-リノレン酸にはアレルギー症状を緩和させる働きもあるといわれています。

ただし、これらの成分は酸化しやすく、さらに通常の食事に充分すぎるほど含まれていることから、食事として摂取するのは控えましょう。

月見草油 の安全性は?

月見草油はまだ安全性のデータが充分ではありません。
しかし、古くから肌に塗布されてきたことから、皮膚に対しては安全性が高いと考えられます。
ただ、ブタクサアレルギーがある場合、同じような反応が出てしまうケースが見られます。

月見草油 の役割は?

水分を逃がさないように皮膜を作り、肌や髪を乾燥から守る働きがあるため、スキンケア・メイクアップ、ヘアケア製品によく使用されています。
また、γ-リノレン酸には血行を促進させ、炎症を抑える働きがあるため、マッサージ料や頭皮ケアにも配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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