米胚芽油 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

米胚芽油

学名 ORYZA SATIVA (RICE) GERM OIL
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、アイケア、ボディケア、ハンドケア、入浴剤、制汗剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤、育毛剤

米胚芽油 とは?

正式には「コメ胚芽油」と書かれる、医薬部外品原料及び化粧品原料で、さっぱりとしているのが特徴の植物油です。

玄米の胚芽から採れる油で、オレイン酸を43%前後、リノール酸を37%前後含み、その他γ(ガンマ)オリザノールという、米胚芽油特有のポリフェノールを含んでいます。

γ(ガンマ)オリザノールは非常に抗酸化作用が強く、血行を良くし、コレステロール値を安定させる働きがあり、さらに抗炎症・抗アレルギー作用も確認されています。
チロシナーゼというメラニン色素を合成する時に必要な酵素の働きを阻害することから、美白効果も期待できます。

トコトリエノールやビタミンEも豊富で、やはり高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用によって活性酸素の働きを抑制することができるので、生活習慣病を防ぎ、アンチエイジング効果が期待できます。

米胚芽油 の安全性は?

非常に酸化しにくい油なので、肌や髪に使用しても安全です。
ただし、製造過程でよく使用されるノルマルヘキサンという溶剤は石油系で、最終的には残留しないようになっていますが、酸化を早めるなどの弊害があるといわれています。
溶剤を使用しない圧搾式のものなら安全ですが、化粧品にそこまでの表記はないため、心配な場合は確認しましょう。

米胚芽油 の役割は?

抗酸化作用のある成分が多いので、肌細胞の劣化を防ぐ効果が期待できるとして、特にエイジングケア化粧品や美白用化粧品に配合されています。
また、オレイン酸やリノール酸には保湿作用や髪のキューティクルを整える働きがあり、基礎化粧品やヘアケア製品に使用されています。
育毛剤にも配合され、毛母細胞の保護や保湿作用によって頭皮の状態を改善し、育毛効果を促進すると考えられています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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