パール の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

パール

学名 Pearl Powder
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ピーリング、アイケア、ボディケア、リップケア、ネイルケア、入浴剤、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、マニキュア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤

パール とは?

パールとは真珠のことで、貝の内部に貝殻の成分が入り込むことでできる、偶然の産物ですが、現在は養殖されています。
エジプトでは紀元前3000年頃、中国では紀元前2300年頃に既に用いられており、宝飾品や薬として、あるいは宗教行事の際などに使われてきました。
特に中国ではパールの摂取は健康を保ち長寿になると考えられており、1596年に発表された薬学書「本草綱目」には心身を穏やかにし、顔色を良くすると書かれています。
その他、強壮、滋養、解熱、不眠解消などの薬として、現在も使用されています。

また、天然の真珠の粉を配合した化粧品も中国では多く販売されており、皮膚細胞の新陳代謝を促すことでシワをなくし、ツヤやうるおいを与えるとされています。

また、パールの中にはパールコンキオリンという高い保水力と抗酸化作用を持つ成分があります。
皮膚の角質層に含まれる天然保湿因子に似た成分で、アミノ酸を多く含んでおり、肌を乾燥から守ります。
その他、パールコラーゲンが薄い皮膜となって肌を保湿し、ミネラルがターンオーバーサイクルを整えてくれます。

パール の安全性は?

古くから薬として摂取されていたものなので、安全性は高いと考えて良いでしょう。
ネックレスとして使用して、接触性皮膚炎やアレルギーを起こす危険性が極めて少ないことから、肌への刺激もほぼありません。

パール の役割は?

抗酸化作用や新陳代謝促進作用があるので、エイジングケア化粧品や日焼け止めに配合されています。
また、美白化粧品にも使われ、メラニン色素の沈着を抑制する効果が期待されています。
紫外線から髪を守るために、アウトバストリートメントやスタイリング剤に配合している商品も少なくありません。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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