PEG-5オレアミン の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

PEG-5オレアミン (別名:ポリオキシエチレンオレイルアミン)

学名 PEG-5 Oleamine
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 カラートリートメント

PEG-5オレアミン とは?

ポリオキシエチレンオレイルアミンともいう、石油系の陰イオン(アニオン)界面活性剤です。

ポリオキシエチレンは分子量が多く、鎖のように連なっています。
その鎖の間に酸素原子が入り込み、水溶性の基材として乳化剤などに使用されています。
オレアミン(オレイルアミン)は繊維などの仕上げ材や防錆剤として添加される成分で、柔軟性や帯電防止性を持っています。

この2つの成分の特徴を利用し、化粧品には成分の乳化剤や帯電防止剤として配合されます。

PEG-5オレアミン の安全性は?

通常、乳化剤や帯電防止剤として使用されるのは陽イオン(カチオン)界面活性剤で、刺激がより強いとされています。
この成分は陰イオンなので、肌への刺激が多少軽減されています。

しかし、オレイルアミンには刺激性があり、皮膚や眼に損傷を与えることがわかっています。
また、摂取した場合呼吸器や臓器にも障害が出るという、危険度の高い成分です。
化粧品に使用される場合は濃度が低く、また口に入る可能性は極めて低いとはいえ、この成分が含まれる製品はできれば避けたほうが良いでしょう。

PEG-5オレアミン の役割は?

乳化作用があり、通常では混ざりにくい成分同士を混ぜ、均一に分散したクリームを作ることができます。
PEG-5オレアミンは特にヘアケア製品に適した成分で、リンスやコンディショナーの基材として使われます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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