キシリトール の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

キシリトール

学名 (2R,3r,4S)-Pentane-1,2,3,4,5-pentol
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、フットケア、リップケア、メイクリムーバー、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント、スタイリング剤

キシリトール とは?

ガムで有名なキシリトールは、多くの植物が持っているキシロースという糖から合成される、糖アルコールで炭水化物の一種です。
主にサトウキビの搾りかすなどを利用して合成されます。
元々はカバノキから採れる天然ものが主流でしたが、現在は合成したものがほとんどです。
砂糖と同程度の甘味がありますが、より清涼感が強く、カロリーが約4割低いという特徴があります。

キシリトールには歯のカルシウムと結合してエナメル質が溶けるのを防ぎ、歯を再石灰化させる作用が認められており、極初期の虫歯を治す作用と、虫歯を予防する効能があります。
また、保水・保湿作用がある上にべたつきが少ないので、多くの化粧品に配合されています。

医薬品には、肌と製品を乾燥から守る湿潤剤として軟膏や座薬に添加されています。
フィンランドではキシリトールの研究が盛んで、動物実験によって骨粗しょう症予防や免疫力強化、コラーゲンの合成促進、アトピー性皮膚炎の改善などの効果が見られたと発表しています。

キシリトール の安全性は?

経口摂取した場合は下痢を起こす場合がありますが、肌に使用した場合は毒性はないとされています。

キシリトール の役割は?

肌の乾燥を防ぐ保湿剤として、スキンケア製品、メイクアップ製品に配合されています。
べたつきがなく肌によくなじむので、乾燥肌だけでなくすべてのタイプの肌に使用できます。
また、ヘアケアに使用すると、広がりやすい髪質を落ち着かせてくれます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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