1,2-ペンタンジオール の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

1,2-ペンタンジオール

学名 1,2-Pentanediol
用途・効果
安全性 B ()
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、制汗剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

1,2-ペンタンジオール とは?

「ペンチレングリコール」ともいわれる、石油合成または天然由来の多価アルコール類成分です。

保湿剤としてよく使用されていますが、そのほか抗菌剤としても配合されています。
抗菌剤・防腐剤としてよく使用されるのがBG(1,3-ブチレングリコール)ですが、BG単独で抗菌性を保つためには約20%配合しなければなりません。
しかし1,2-ペンタンジオールの場合5%以下の低濃度でBGと同等の殺菌力があります。
最近は抗菌剤・防腐剤のパラベンを使用しない化粧品が増えていますが、1,2-ペンタンジオールがパラベンの代わりに配合されることが多くなっています。

無味無臭で使用感がさらっとしていながら適度に保湿作用があるため、感触向上剤として多くの化粧品に配合されています。

1,2-ペンタンジオール の安全性は?

刺激性が全くないとはいえませんが、パラベンよりはるかに弱いため、肌が弱い人以外は特に心配する必要はないでしょう。

1,2-ペンタンジオール の役割は?

多くの化粧品に抗菌剤として添加されており、肌に刺激のある防腐剤の配合量を減らすことができます。
また、べとつきがなく適度な保湿力があるので、さっぱり系の基礎化粧品やメイクアップベースにもよく使用されます。
また、頭皮のうるおいを保ちながらべとつかないので、シャンプーや育毛剤に配合されることで頭皮環境を良くする効果が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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