白髪染め・カラートリートメントの成分解説
ペンチレングリコール
学名 | Pentylene Glycol |
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用途・効果 | |
安全性 | C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、入浴剤 |
ペンチレングリコールとは?
ペンチレングリコールは、酸化プロペリンから作られた多価アルコールの一種です。
殺菌剤で、パラベンの代わり、あるいはパラベンの量を減らすために使用されることが多いです。
パラベンは古くからある防腐剤で多くの種類がありますが、石油由来であることとアレルギーを発症する可能性があるため、安全性に疑問を持たれています。
そのための代替品はいくつかありますが、防腐効果が弱いものが多く大量に配合すると皮膚への刺激になるものがほとんどです。
ペンチレングリコールは濃度を低くしても抗菌性があることから、現在非常に多くの化粧品に添加されています。
保湿作用があり、べたつきのない使用感です。
ペンチレングリコールの安全性は?
ペンチレングリコールはパラベンと同様、石油由来です。
パラベンに比べると刺激も毒性も少なく、使用者のほとんどが刺激を感じないという調査結果が出ていますが、敏感肌の場合まれにかゆみや炎症などを起こすことがあります。
殺菌剤抜きでは成分がすぐに腐敗・酸化してしまいますから必要悪ではありますが、ペンチレングリコールのほかにも似たような作用の成分が配合されていることが多いので、そちらもチェックするようにしましょう。
ペンチレングリコールの役割は?
保湿力がありながら使用感がさっぱりして重さがないので、非常に多くの化粧品に配合されています。
細菌の増殖を防ぐ作用がありますが、どちらかというと製造中の殺菌・抗菌がメインです。
使用中に指や空気を介して入り込んだ雑菌が繁殖するのを防ぐために、他の防腐剤が添加されることもあります。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。