ワセリン の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ワセリン

学名 Petrolatum
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、入浴剤、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、コンディショナー、トリートメント、一時染毛料、パーマ液

ワセリン とは?

石油を精製して出来る炭化水素混合物で、鉱物油の一つです。
純度の高い白色ワセリンと、不純物が含まれる黄色ワセリンに分かれ、化粧品に使用されるのは主に白色ワセリンです。

石油から製造されるということで日本では低い評価を得ていましたが、1859年にアメリカの油田で発見され、1870年には純度の高いワセリンが発売されており、傷の治りが早くなるとして評判になりました。
その後ユニリーバ社が買収し、英国国王が称賛するほどの製品として認められているのです。

現在は、傷の治りが早くなるという効能はないことが判明していますが、治癒力を引き出す作用は認められています。
また、浸透力はないものの水をはじく作用があることから、肌の水分を閉じ込める保湿剤として使用されています。
肌にやさしく、しかも使い始めてから数年間は酸化しないので、コストパフォーマンスもとても良い製品です。

ワセリン の安全性は?

ベビーオイルにも使用される成分ですから、皮膚への刺激もほとんどなく、安全性は高いです。
しかしかなり油っぽいので多量に使用するとほこりがつきやすく、それが原因で肌荒れを起こすことがあります。

ワセリン の役割は?

水分を逃がさないことから、皮膚を保護し柔軟性を保つとして、多くのスキンケア製品やメイクアップ製品に配合されています。
また、ヘアケア製品に配合すると髪がしっとりまとまりやすくなるだけでなく、摩擦を防いで髪がダメージを受けるのを防ぎます。
ただし、油性感が強いので、配合量によってはべとつくことがあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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