PEG-8 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

PEG-8

学名 POLY( ETHYLENE GLYCOL)
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、入浴剤、制汗剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、チーク、口紅、リップグロス、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤、育毛剤

PEG-8 とは?

酸化エチレンの重合体で、ポリエチレングリコールの一種です。
PEG(ポリエチレングリコール)は水や有機溶媒によく溶け、皮膚への密着性が高い一方水溶性なので、落とすのも容易だという特徴があります。

PEG-8は水にも油にも溶ける合成ポリマーで、水分を含む他成分が蒸発するのを防ぐ働きがあるので、肌のうるおいを守ります。
また、水と混ざりにくい分子と結合すると非イオン界面活性剤となり乳化作用を発揮しますし、界面活性剤と結合することで刺激を緩和するという働きもあります。
また、溶剤として歯に付着しているヤニやタンニンなどの色素沈着をよく溶解します。

PEG-8 の安全性は?

医薬品原料としても使用されているので毒性は低いと考えられ、刺激性もほとんどありません。
しかしポリエチレングリコールは旧表示指定成分で、皮膚毒性は弱いものの肌の弱い人が長期間使用すると、皮膚に負担がかかる場合があります。

PEG-8 の役割は?

保湿作用があり肌荒れを防ぐので、多くの基礎化粧品に配合されています。
さらに、洗浄力の強い洗顔料やシャンプーに添加されることで、洗浄力や脱脂力を弱め、肌の乾燥を防ぎつつ清潔に保ちます。
歯のステインを良く落とすので、デンタルケア製品にも利用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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