ポリオキシエチレンベヘニルエーテルの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ポリオキシエチレンベヘニルエーテル

学名
用途・効果
安全性 ()
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、ボディケア、アイケア、ハンドケア、顔用日焼け止め、ヘアカラー・白髪染め、ブリーチ剤

ポリオキシエチレンベヘニルエーテルとは?

「POEベヘニルエーテル」とも表示される、高級アルコールであるベヘニルアルコールのポリエチレングリコールエーテルで、アブラナの種子と石油から合成される非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
一般の化粧品に使用される場合は「ベヘネス-〇」で表され、数字が-5、-10、-20なら界面活性剤や乳化剤として使用され、乳化力が高く、伸びの良いテクスチャーを作り、保湿効果も発揮します。
数字が-25、-30の場合はさらに洗浄剤としての働きもあります。
数字が小さいほど親油性で、大きくなると親水性が高くなります。

ポリオキシエチレンベヘニルエーテルの安全性は?

医薬部外品の成分表記には「ポリオキシエチレンベヘニルエーテル」としか記載されないためわからないのですが、ベヘネス表記になると数字で分かれています。
これはポリエチレングリコールの分子量の違いで、分子量が小さいものは肌に刺激を与えるため、敏感肌には合わないとされています。
しかし、薬用化粧品などの医薬部外品の成分表には「ポリオキシエチレンベヘニルエーテル」としか記載されないため、分子量がわかりません。
そのため、敏感肌の場合は使用の際には注意してください。

ポリオキシエチレンベヘニルエーテルの役割は?

主に乳化剤として、ヘアケア製品に配合されています。
また、基礎化粧品やボディケア製品に配合すると薄くついて伸びが良く、肌なじみを良くします。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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