ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル (別名:POEセトステアリルエーテル)

学名 Polyoxyethylene Cetyl/Stearyl Ether
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 化粧水、美容液、脱毛・除毛、ヘアカラー・白髪染め

ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル とは?

POEセトステアリルエーテルとも記載される成分で、セタノールとセテアリルアルコールを混合したものとポリエチレングリコールとのジエーテルです。

この成分は別の表示方法もあり、「セテアレス-(番号)」と書かれていることもあります。
現在セテアレス-2~-100が主に使用されており、すべて非イオン(ノニオン)界面活性剤です。

非イオン界面活性剤は他の界面活性剤と併せて使用することが多く、洗剤としても乳化剤としても作用します。
セテアレスと表示されている場合は数字によって配合目的が違い、数字が少ないと乳化剤、-20以降は洗浄剤、可溶化剤としての性質になります。

非イオン界面活性剤は浸透力に優れ、成分をムラなく混ぜる作用があり、さらに刺激が少ないため、多くの化粧品に配合されています。

ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル の安全性は?

合成の界面活性剤なので、皮膚への刺激は避けられません。
しかし、非イオン界面活性剤は肌への刺激が少なく、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテルは医薬品添加物としても使用されている成分ですから、それほど心配する必要はないと考えられます。

ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル の役割は?

様々な成分を均一に混ぜる乳化剤として、スキンケア製品やヘアケア製品に配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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