ポリソルベート の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ポリソルベート (別名:ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル)

学名 Polyoxyethylene sorbitan fatty acid esters
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、レッグケア、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤、頭皮ケア

ポリソルベート とは?

「ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル」ともいい、1937年にアメリカで開発された食品添加物の一つで、非イオン界面活性剤です。
食品には乳化剤として使われていますが、医薬品や化粧品にも配合されています。

また、ポリソルベート20~85まで9種類が化粧品に使われており、その中でもよく使用されるのはポリソルベート20、60、80です。
20はラウリン酸、60はステアリン酸、80はオレイン酸という油性成分と、水性成分のポリオキシエチレンソルビタンを結合させたもので、数字が少ないほど水に近い性質を持ち、よく水に溶けます。
また、どれも混ぜるだけで水と油性成分を乳化できるので、手作り化粧品の添加物として市販されています。

ポリソルベート の安全性は?

食品添加物としても長く使用されており、人体によるデータで何種類かの濃度でパッチテストを行なった結果、皮膚刺激やアレルギー発症はなかったという報告があります。
界面活性剤の一種ということで危険性があるとみなされることもありますが、1953年から販売されているオロナインにも含まれている成分ですから、それほど心配することはないでしょう。
不安な場合は、パッチテストを行なうようにしてください。

ポリソルベート の役割は?

水性成分と油性成分を乳化させ、安定性が高いため、様々な化粧品に配合されています。
化粧品成分や色素、香料など水に溶けにくい物質も溶けやすくなるため、メイクアップ商品に配合されることも多い成分です。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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