POE(20)POP(4)セチルエーテル の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

POE(20)POP(4)セチルエーテル

学名 PPG-4-Ceteth-20
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ハンドケア、ファンデーション、ヘアカラー・白髪染め、育毛剤

POE(20)POP(4)セチルエーテル とは?

正式名称を「ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(4P.O.)」といい、白い固体の非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
親水性の乳化剤、可溶化剤で、温度に影響されにくく高い安定性があります。

界面活性剤とは本来混ざらない水分と油分を混ぜるためのもので、ほぼすべての化粧品に使用されています。
界面活性剤には4種類ありますが、その中で非イオン界面活性剤は最も分子量が大きく皮膚には浸透しません。
POE(20)POP(4)セチルエーテルの場合、オキシエチレン1つが44の分子量なので、約900分子を持っていることになります。
しかし皮膚浸透するのは分子量500未満とされているので、POE(20)POP(4)セチルエーテルが肌に浸透することはありません。
化粧品に配合されるのは乳化によって成分を安定させるためで、この作用によってたくさんの成分が均等に分散し、ムラのない安定した製品になります。

POE(20)POP(4)セチルエーテル の安全性は?

界面活性剤の一種であり、肌に全く刺激がないとはいえません。
しかし分子が大きくイオン化されていないので肌の表面に留まるため、比較的安全と考えて良いでしょう。

POE(20)POP(4)セチルエーテル の役割は?

基礎化粧品に配合され、肌を保湿しうるおいを保ちます。
また、多くの成分を乳化し安定性を持たせるためと、髪に油分を与える目的でヘアカラーや育毛剤にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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