POE・POPデシルテトラデシルエーテル の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

POE・POPデシルテトラデシルエーテル

学名 PPG-6-DECYLTETRADECETH-12
用途・効果
安全性 D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ボディケア、制汗剤、ハンドケア、入浴剤、トリートメント、ブリーチ剤、育毛剤

POE・POPデシルテトラデシルエーテル とは?

「ポリオキシエチレン(POE)ポリオキシプロピレン(POP)デシルテトラデシルエーテル」といい、化粧品表示では「PPG-6デシルテトラデセス-30」となる、石油を原料とする非イオン(ノニオン)界面活性剤の一つです。
酸化エチレンと酸化プロピルとデシルテトラデカノールを付加重合して作られます。
白~薄黄色の固体で、乳化作用や分散作用があり、水分と油分を均等にムラなく混ぜることができます。
また、低温でも安定性が良いという特徴があり、石けんや化粧水、乳液、クリーム、シャンプーなどに使用されています。

POE・POPデシルテトラデシルエーテル の安全性は?

非イオン界面活性剤は皮膚への刺激性がそれほどないので、あまり心配する必要はありません。
しかし石油由来なので心配という場合は、使用は控えましょう。

POE・POPデシルテトラデシルエーテル の役割は?

非イオン界面活性剤は他の界面活性剤と組み合わせることで洗浄剤にも乳化剤にもなる成分ですが、POE・POPデシルテトラデシルエーテルは乳化剤として使用されます。
化粧品の成分を均等に混ぜる作用があるので、オールインワンや育毛剤のように成分が多い製品に配合し、回りの温度に左右されず安定させます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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