ウメエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ウメエキス

学名 Prunus Mume Fruit Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ボディケア、入浴剤、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

ウメエキス とは?

梅のエキスのことで、つぼみ、花、種子、果実、根からそれぞれエキスが採れます。
最も多く使用されているのがウメ果実エキスで、梅肉エキスともいわれています。

梅は英語でジャパニーズアプリコットと呼ばれていますが、中国から伝来したものです。
日本では梅は塩漬けにするのが一般的ですが、中国を始め多くのアジア諸国では干した梅を甘く味付けした「話梅」がおやつとして古くから親しまれてきました。

日本には500以上の種類があるとされ、どれも高い薬効があります。
特に果実は非常に強い抗菌作用があり、クエン酸で疲労回復や胃腸の調子を整える効果もあります。
そのほか抗アレルギー、抗ストレス、抗ガン、殺菌、血圧安定、鎮痛、美容効果などがあり、1日1個で医者要らずといわれています。

また、梅肉エキスにはムメフラームという成分があり、血流改善や抗糖化作用があります。
糖化とは食事から摂取したタンパク質と糖質が結合して細胞を劣化させることで、加齢によって肌がくすむのは酸化と糖化両方によるものです。

ウメエキス の安全性は?

古くから食用や民間薬に使用されてきたものなので、安全性は高いです。
しかしながら梅はバラ科で、バラ科の果物にアレルギー反応が出る人が増えています。
口内に接触しなければ問題はほとんどないとされていますが、バラ科の果物には梅のほかリンゴ、モモ、イチゴ、梨、びわ、サクランボなどがあり、これらにアレルギーを持っている人は注意しましょう。

ウメエキス の役割は?

保湿作用や皮膚バリアの再生機能があるため、多くの基礎化粧品に使われています。
特に果実エキスは糖化を防止するため、エイジングケア化粧品に配合されるようになりました。
さらに血流改善、保湿、細胞活性作用による頭皮環境改善が期待され、育毛剤にも配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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