テンニンカエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

テンニンカエキス

学名 Rhodomyrtus Tomentosa Fruit Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、ボディケア、リップケア、アイケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

テンニンカエキス とは?

テンニンカは「天人花」と書き、東南アジアが原産のフトモモ科の低木です。
果実は紫色でとても甘く、ジュース、ゼリー、ジャムなどに使用されます。
中国ではこの果実を山稔子と呼び、煮出したり薬用酒にしたりして、止血や妊婦の貧血、耳鳴りの治療に使用してきました。

テンニンカエキスはこの果実から抽出したもので、トリテルペノイドやスチルベン誘導体、レスベラトロールの代謝物質ピセアタンノールなどが含まれています。
トリテルペノイドはがん細胞の働きを抑制し、ピセアタンノールは白血病の発症に関係する酵素を阻害するとされ、現在も研究が進められています。

化粧品に配合した場合の働きには、保湿作用があります。
さらにピセアタンノールが細胞のDNAを修復し、その作用が長時間続くことがわかり、紫外線による炎症や皮膚細胞の損傷、シミ生成を抑制する効果が期待されています。

テンニンカエキス の安全性は?

中国で古くから使用されており、食用にもなっていることから、安全性に問題はないと考えられます。
ただし、フトモモ科に属するユーカリ、グアバ、丁子にアレルギーがある場合は、使用前にパッチテストを行なったほうが安全です。

テンニンカエキス の役割は?

ピセアタンノールの作用で活性酸素を除去し、肌の老化やシミ、シワを防ぐ効果が期待され、基礎化粧品や化粧下地、日焼け止めなどに配合されています。
また、抗酸化作用や保湿、頭皮細胞の活性化を目的に、育毛シャンプーや育毛剤にも使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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