コメヌカスフィンゴ糖脂質 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

コメヌカスフィンゴ糖脂質

学名 RICE BRAN SPHINGOGLYCOLIPID
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、入浴剤、制汗剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、口紅、リップグロス、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤、育毛剤

コメヌカスフィンゴ糖脂質 とは?

コメヌカ(米糠)とは精米した時に出る外皮や胚芽のことで、その中から抽出したコメヌカ油に含まれている「スフィンゴ糖脂質」をコメヌカスフィンゴ糖脂質といいます。
スフィンゴ糖脂質とは細胞間脂質で保水作用があるセラミドに糖が結合したもので、成分の95%がセラミドです。

スフィンゴ糖脂質は米やキノコ、コンニャク、小麦などに含まれていますが、最も質が良く保水作用があるといわれているのがコメヌカから採れたものです。
20種類以上のスフィンゴ糖脂質を含み、肌によくなじんで吸収されやすい上に、肌のバリアとなって外的刺激から守ります。
また、メラニン色素を作る酵素チロシナーゼの働きを阻害してシミを防ぎます。
さらに、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなど肌の健康を守る真皮の成分を作る「線維芽細胞」を活性化させるといわれています。
保水作用が非常に強いため、ほかのスフィンゴ糖脂質よりアトピー性皮膚炎を緩和させる働きが強いのも特徴です。

コメヌカスフィンゴ糖脂質 の安全性は?

米由来成分であり、医薬部外品原料として登録されていることから安全性は高いと考えて良いでしょう。
ただし、コメヌカに農薬が混ざっていないかという点では注意が必要です。

コメヌカスフィンゴ糖脂質 の役割は?

高い保湿作用やバリア機能があるため、多くの化粧品に使用されている成分です。
美白用化粧品やエイジングケア化粧品によく配合され、美白作用や線維芽細胞活性作用で肌の若返りが期待されています。
育毛剤には、頭皮の保湿作用や紫外線を防ぐバリア作用で頭皮が硬くなるのを防ぐために配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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