紅花黄の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

紅花黄

学名 SAFFLOWER YELLOW
用途・効果
安全性 A ()
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、美容液、保湿クリーム、マッサージ料、ボディケア、ファンデーション、パウダー、口紅、ヘアトリートメント、育毛剤

紅花黄とは?

「こうかおう」と読み、ベニバナ(紅花)の花から抽出された黄色い色素のことで、「サフロールイエロー」「ベニバナ黄」と表示されることもあります。
ベニバナはエジプト原産のキク科の植物で、日本には4~5世紀頃中国から渡来したとされています。

種子はサフラワー油として古くから食用にされてきました。
また、花は咲き始めは黄色く、段々赤みを帯びていきますが、花を摘んで発酵させたものは染料となり、天然染料としてヘアカラートリートメントにも使用されています。
ベニバナの色素は99%がサフロールイエローですが、1%が赤色の色素で、江戸時代はこれを口紅として使用していました。

また、乾燥させた花には血行促進作用があることから、生薬として古くから使用されてきました。
特に女性のホルモンバランスを整え、血のめぐりを良くするとされています。

紅花黄の安全性は?

生薬として漢方薬に使用されてきたものなので、安全性には特に問題ありません。
しかしキク科なのでアレルギーを起こす場合があります。
キク科のアレルギーは花粉症と同じく鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状が出ます。
紅花黄が配合されている化粧品を使用してこのような症状が出た場合は、アレルギーを疑ってください。

紅花黄の役割は?

着色料として口紅やファンデーション、パウダーなどに配合されています。
また、血行促進作用があることから、髪の毛母細胞活性化や頭皮環境の改善を目的に、育毛剤にも配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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