シリカ の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

シリカ

学名 Silicon dioxide
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、ピーリング、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、ネイルケア、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、マニキュア、香水、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、一時染毛料、スタイリング剤、頭皮ケア

シリカ とは?

鉱物の石英などに含まれる成分で、無水ケイ酸、ケイ酸などとも呼ばれます。
人体の髪や爪、骨、血管、関節などにも存在しており、免疫力の強化や骨密度アップ、コラーゲンの再生、髪や爪の強化などに関係していると考えられています。

シリカは「シリカゲル(silica gel)」で知られているように、乾燥剤として使用されています。
また、二酸化ケイ素の形にしたものは吸水性が強すぎないため、完全に乾燥しては困るものに固化防止剤として配合されます。

食品添加物としても認められており、食品の製造過程で使用されるほか、ふりかけなどにも添加されています。

その他、安定性が高いので油分と水分を混ぜたクリームなどに混ぜたり、硬度が高いのでスクラブ剤として基盤や歯磨き粉にも添加されています。
医薬品では有効成分を飲みやすくするための増量剤にしたり、錠剤のコーティングに使用されたりすることもあります。

シリカ の安全性は?

人体にも食品にも含まれる成分なので、安全性は高いと考えられています。

ただ、石英採掘者に肺がんの発症が多いことも知られており、発がん性グループ1(充分な証拠がある)に分類されています。
石英のシリカは結晶性、化粧品に配合されるのは非結晶性で、非結晶性はグループ3(不十分な証拠で、どちらとも判断できない)にカテゴライズされています。
化粧品程度の量では全く問題ないと考えられますが、心配な場合は使用しないほうが良いでしょう。

シリカ の役割は?

最近はシリカ(ケイ素)が健康と美容に高い効果があると評判ですが、化粧品として肌に使用した場合の効果はまだはっきりわかっていません。
そのため、現在のところは吸着材、抗固化剤、スクラブ剤、増量剤として配合されています。

微粒にすると吸水性が若干落ちることを利用して、完全に固化しないようファンデーションやルースパウダー、アイシャドウなどに配合されています。
また、マッサージ料にはスクラブ剤として、添加されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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