白髪染め・カラートリートメントの成分解説
過ホウ酸ナトリウム (別名:ペルオキソホウ酸ナトリウム四水和物)
| 学名 | Sodium perborate |
|---|---|
| 用途・効果 | |
| 安全性 | D (毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分) |
| よく使われる商品例 | パーマ液、ヘアカラー・白髪染め |
過ホウ酸ナトリウム とは?
「ペルオキソホウ酸ナトリウム四水和物」とも呼ばれる、強力な酸化剤です。
白色の結晶または粉末で、水にもアルコール(エタノール)にもあまり溶けないという性質があります。
ホウ酸ナトリウムと過酸化水素の性質があり、酸素や水分によって分解します。
主に酸化剤、漂白剤、殺菌剤、消臭剤、染色助剤などとして使用される成分です。
殺菌作用があることから、口内洗浄液の成分としても配合されています。
化粧品分野では、主にパーマ液や二剤式ヘアカラーに使用されています。
パーマ液には2剤に配合され、1剤で切断された髪の組織を結合する作用があります。
二剤式ヘアカラーも2剤に配合され、髪のブリーチと酸化染料を発色させる2つの役割があります。
過ホウ酸ナトリウム の安全性は?
タンパク質を変性させる作用があり、安全データシートによると吸入は有害となっています。
また皮膚や粘膜への刺激もあり、目に入ると損傷する危険があります。
さらに生殖機能や胎児への悪影響があり、内臓奇形・異常、骨格異常などの発生が高くなることがわかっています。
そのため、使用の際には皮膚に触れないようにしたり臭いを嗅いだりしないよう、注意したほうが良いでしょう。
過ホウ酸ナトリウム の役割は?
パーマ液に配合すると、髪にしなやかなカールを作ることができます。
また、二剤式ヘアカラーや白髪染めに添加され、黒髪の色素を抜くことと酸化染料を発色させることを同時に行ないます。
さらに、ヘアカラーした後にパーマをかけても、色落ちしにくいという特徴もあります。
各商品の含有量チェック
| 商品 | 含有量 | 安全評点 | 安全評点は商品に含まれる成分の安全性をそれぞ れ数値化し、当サイト独自に算出したものです。 (点数が高いほど安心度が高い) |
ユーザー満足度 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ▲▼ | ▲▼ | ▲▼ | |||
ルプルプ |
83点 | ||||
利尻ヘアカラー |
95点 | ||||
マイナチュレ |
86点 | ||||
グローイングショット |
86点 | ||||
クロエベール |
68点 | ||||
フラガール |
70点 | ||||
レフィーネ ヘッドスパ |
63点 | ||||
ラサーナヘアカラー |
81点 | ||||
スカルプDボーテ |
84点 | ||||
ジョエルウォーレン |
96点 | ||||
デルメッド |
82点 | ||||
50の恵 |
81点 | ||||
リライズ |
81点 | ||||
彩ニュアンスカラー |
69点 | ||||
プリオール |
77点 | ||||
ナチュライン |
83点 | ||||
ジュエリー婦人 |
72点 | ||||
スピード3 |
95点 | ||||
エフキュア |
88点 | ||||
レフィーネ ナチュラルカラー |
66点 | ||||
ピュアリッチ・パーフェクト |
89点 | ||||
Bbヘアカラー |
88点 | ||||
ビューステージ |
92点 | ||||
ナチュリアプラチナムカラー |
70点 | ||||
レパオC |
80点 | ||||
カバーグレイ プレミアム |
73点 | ||||
シーエッセンスカラーフォーム |
91点 | ||||
キラリ とろ~りムース |
71点 | ||||
シラガネーゼ |
57点 | ||||
山田養蜂場ヘアカラー |
78点 | ||||
利尻カラーシャンプー |
57点 | ||||
玉髪 |
77点 | ||||
ソワニティー |
83点 | ||||
螺髪輝シャンプー |
54点 | ||||
サンカラーマックス |
77点 | ||||
髪萌ヘアカラー |
83点 | ||||
大島椿 ヘアカラー |
86点 | ||||
うるプラ美人 |
89点 | ||||
ルプルプ カラーフォーム |
84点 | ||||
黒耀シャンプー |
72点 | ||||
くろめヘアカラー |
87点 | ||||
ラボモヘアカラー |
68点 | ||||
モアグレイス |
85点 | ||||
国産黒大豆の泡染め |
74点 | ||||
カラー・ド・ボーテ |
81点 | ||||
サロン ド プロ |
83点 | ||||
ティアラ カラーリンス |
80点 | ||||
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。






