ダイズエキスの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ダイズエキス

学名 Glycine Soja (Soybean) Seed Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、リップグロス、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ダイズエキスとは?

ダイズの種子から採れるエキスで、ダイズ油が種子の油だけを抽出したのと違い、イソフラボン、サポニン、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど多くの有効成分を含みます。
特にビタミンとミネラルはほぼ全種類が豊富に含まれており、非常に栄養価の高いエキスです。

イソフラボンは女性ホルモンと似た働きがあることが注目され、女性のアンチエイジング商品の多くに含まれています。
またサポニンには殺菌・抗菌作用があり、水と油をなじませる天然の界面活性剤として汚れ落としにも使われます。

肌に対しては保湿、皮脂分泌コントロール、抗炎症、美白、細胞活性化などさまざまな作用があり、多くの化粧品に配合されています。

ダイズエキスの安全性は?

古くから大豆は食用として利用されてきたので、人体や肌に対する刺激性は極めて弱い、安全な成分といえます。
しかし現在食品用大豆の自給率は21%で、アメリカ、カナダ、中国からの輸入が7割以上になります。
現在アメリカは日本向けの大豆を遺伝子組み換えのないものに切り替えていますが、まだ遺伝子組み換えのものも多くあり、農薬の危険も残ります。
また、大豆アレルギーの場合は一応注意したほうが良いでしょう。

ダイズエキスの役割は?

保湿効果や紫外線防止による美白作用、皮脂分泌コントロール作用など、肌を老化から守る効能・効果がたくさんあるので、特に自然派化粧品に多く使われています。

髪の毛の健康な成長を維持する女性ホルモン様の働きがあることから、育毛剤やシャンプー、トリートメントによく配合されます。
また頭皮以外のムダ毛を抑制する働きもあるため、ボディケア製品にも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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