スフィンゴミエリン の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

スフィンゴミエリン

学名 Sphingomyelin
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、ボディケア、入浴剤、化粧下地、顔用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、頭皮ケア

スフィンゴミエリン とは?

スフィンゴ脂質の一種で、動物の細胞膜に存在するリン脂質の一つです。
セラミドにホスホコリンという成分が結合したもので、スフィンゴ脂質の約85%、細胞膜脂質の10~20%を占めています。
スフィンゴミエリナーゼ酵素によってセラミドに変化します。

コレステロールの吸収を抑え、脂質の代謝を良くして内臓や血管の状態を改善させる作用があるとされており、大腸がんの予防効果も期待されています。

肌に使用するとセラミドとして働き、皮膚バリアの補強によって機能を改善させるといわれています。
セラミドは表皮の角質層に存在し、細胞間の隙間を埋めて外部の刺激を抑制し、水分を挟み込んで逃がさないようにしています。
そのため、コラーゲンやヒアルロン酸以上に保湿力が長く続きます。

また、現在は動物実験の段階ですが、アトピー性皮膚炎に使用したところ、角質の剥離や肥厚化が軽減されたという結果が出ています。

スフィンゴミエリン の安全性は?

体内に存在する成分であり、現在のところ重篤な皮膚炎やアレルギーの報告もないことから、安全性は高いと考えられています。
ただ、化粧品に配合されるようになったのは2013年末頃からと新しい成分で、配合されている化粧品もそれほど多くありません。
心配な場合は、肌の様子を見ながら使用してください。

スフィンゴミエリン の役割は?

保湿力が強く、しかも持続力があるので、モイスチャー系の洗顔剤やボディーローション、クリームなどに配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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