サクシニルアテロコラーゲン液 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

サクシニルアテロコラーゲン液

学名 SUCCINOYL ATELOCOLLAGEN
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、入浴剤、ハンドケア、化粧下地、顔用日焼け止め、コンディショナー

サクシニルアテロコラーゲン液 とは?

医薬部外品に配合されることが多い原料で、高品質なコラーゲンです。

コラーゲンとはタンパク質の一種で、人体の約20%を占めるタンパク質の約3割がコラーゲンです。
細胞間に存在して細胞同士を結びつける働きがあり、肌のハリや弾力を維持したり、血管の柔軟性を保持したりするために大切な成分です。
化粧品や健康食品などに使用されるコラーゲンには牛、豚、鶏、鮫、鮭などがあります。
一時はコラーゲンを摂取しても消化吸収の段階で分解されてしまうため、効果がないといわれていましたが、近年の研究で角質の水分量がアップすることがわかりました。

アテロコラーゲンはコラーゲン内にあるアレルゲンのテロペプチドを排除したものです。
サクシニルアテロコラーゲンはアテロコラーゲンを更に加工し、コハク酸を修飾してコラーゲン同士をくっつきにくくし、溶解性を高めています。

コラーゲンには親水性があり、高い保湿効果があります。
特にサクシニルアテロコラーゲンは加水分解コラーゲンやゼラチンなどと比較すると保水力が非常に高いという特徴があります。
ただし分子量は加水分解コラーゲンより大きくなり、浸透性は弱くなります。

由来生物によって使用感が違い、動物性コラーゲンはしっとり、海洋性コラーゲンはサラッとしたテクスチャーです。

サクシニルアテロコラーゲン液 の安全性は?

アレルゲンとなる成分を排除してあるので、アレルギーの人でも使用できる成分とされています。
しかしコラーゲンには色々な種類がありますし、アレルゲンはテロペプチドだけとは限りません。
特に、これまでにゼラチンアレルギーを起こしたことがある場合は気をつけてください。

サクシニルアテロコラーゲン液 の役割は?

保湿効果が高く、しかも肌によくなじみます。
粘性が高めでとろみがあるので、少量の配合で高い保湿力を発揮し、しかも垂れにくいテクスチャーにすることができるので、多くの基礎化粧品に配合されています。
コンディショナーに添加すると、髪をしっとりと落ち着かせる効果が期待できます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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