タンニン酸 の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

タンニン酸

学名 Tannic acid
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、化粧水、美容液、保湿クリーム、パック、アイケア、ボディケア、フットケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、頭皮ケア

タンニン酸 とは?

「タンニン酸」は一般的にはタンニンと同じ意味で使用されますが、正確には五倍子や没食子から採れるタンニンのことをいいます。
五倍子・没食子とは、ウルシ科やブナ科の植物の若芽がこぶになったもののことで、多くのタンニンを含んでいます。

タンニン酸はポリフェノールの一種で、茶葉やワインに多く含まれています。
強い苦みや渋みがあり、タンパク質を変性させる作用があります。
また、収れん作用があり、腸を引き締めて下痢を改善させます。
抗酸化作用もあり、体内の活性酸素がコレステロールや中性脂肪を酸化させるのを防ぐことから、生活習慣病予防・改善の効果もあるといわれています。

さらに、タンニン酸にはメラニン色素を生み出すメラノサイト細胞の細胞分裂を抑制し、シミの予防・改善に働きかけます。

タンニン酸 の安全性は?

タンニン酸は医薬部外品原料としても使用されており、日本薬局方で安全性が確認されています。
お茶、ワイン、柿などに含まれる成分でもあり、これらにアレルギーを持っていない限り安心して使用できる成分です。

タンニン酸 の役割は?

タンニン酸には収れん作用があることから、肌を引き締め、肌理を整えて化粧の乗りをよくします。
また、汗腺を閉じさせて皮脂の分泌を抑える作用があり、頭皮ケアに使用すると脂性フケやかゆみに効果があります。
また、タンパク質と結合して薄い皮膜を作り、皮膚や髪を保護することから、化粧下地や日焼け止めに配合されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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