白髪染め・カラートリートメントの成分解説
テオブロマグランジフロルム種子脂
学名 | Theobroma Grandiflorum Seed Butter |
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用途・効果 | |
安全性 | A (安全性に信頼が持てる成分) |
よく使われる商品例 | 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、マッサージ料、アイケア、ボディケア、ハンドケア、フットケア、リップケア、ネイルケア、入浴剤、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、チーク、口紅、リップグロス、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラー・白髪染め、一時染毛料、スタイリング剤、頭皮ケア |
テオブロマグランジフロルム種子脂 とは?
カカオの仲間であるクパス(カプアス、コポアス)という熱帯樹の種子から採れた油です。
アマゾンの熱帯雨林地域が原産で、カカオバターに似た、乳白色の固形油脂です。
実は食用とされ、ジャムやジュースなどに使用されています。
種子の成分はパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ビタミンA、ビタミンCなどで、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用や、皮脂量調節作用、保水・保湿作用などがあります。
また、ポリフェノールにも抗酸化作用があるため、アンチエイジング作用が期待できます。
融点が30度前後なので肌につけるとすぐなじみ、角質層へ浸透して水分の蒸発を防ぎ、肌を柔らかくしてくれます。
テオブロマグランジフロルム種子脂 の安全性は?
あまり知られていない成分ですが、アマゾンでは滋養強壮のために古くから食料としていましたから、安全性は高いと考えられます。
また、日本でもすでに15年以上化粧品に配合されています。
ただ、現在のところ安全性のデータが不足しているので、心配な場合は使用を控えましょう。
テオブロマグランジフロルム種子脂 の役割は?
肌の水分を逃がさず高い保湿作用があるので、スキンケア製品に配合されます。
また、乳化剤として使われると成分を均一にし、さらに感触を良くしてくれます。
抗酸化作用や紫外線吸収作用があるので紫外線によるダメージを防ぐ効果も期待でき、日焼け止めやヘアケア製品にも配合されます。
- Attention -
安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。
・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。
・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)
・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。