コムギエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

コムギエキス

学名 Triticum Vulgare (Wheat) Extract
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、アイケア、ボディケア、ハンドケア、リップケア、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

コムギエキス とは?

小麦はイネ科の一年草で、世界三大穀物の一つです。
中央アジア原産と考えられており、15,000年前にすでに栽培が始まり、ヨーロッパには紀元前3000年頃、日本には中国経由で2000年ほど前に伝わりました。
小麦のエキスにはコムギ種子エキス、コムギグルテンエキス、コムギ胚芽エキス、コムギフスマエキス、コムギ芽エキス、コムギ葉エキスがあります。
最も多く使用されているのが「コムギ胚芽エキス」です。

小麦胚芽は小麦の2%を占める部分で、ビタミンB群、ビタミンE、亜鉛、鉄、銅、リン、マグネシウムなどを非常に豊富に含んでいます。
ビタミンEは抗酸化作用や血流を良くする作用があります。
また、オクタコサノールは渡り鳥の栄養源として知られ、渡り鳥が数千キロもの距離を飛ぶパワーの源と考えられています。

保湿作用や細胞間脂質の再生促進作用があるため、多くの化粧品にも利用されています。

コムギエキス の安全性は?

小麦は数千年に渡って食されてきたものなので、安全性は高いです。
しかし小麦アレルギーの場合、塗布しただけでもアレルギーを発症する危険性があります。
また、日本はアメリカやカナダ、オーストラリアから小麦を輸入しているため、遺伝子組み換え作物である可能性も高いです。
心配な場合はメーカーに確認しましょう。

コムギエキス の役割は?

ビタミンEが豊富なことから、血行を促進し細胞のターンオーバーサイクルを正常にする効果が期待でき、乾燥肌用の化粧品に配合すると肌を乾燥から守り、柔軟性を与えます。
また抗酸化作用が強いので、エイジングケア化粧品や美白用化粧品に配合されています。
育毛剤には毛母細胞の機能促進や血行促進・保湿作用によって頭皮環境を改善する目的で使用されます。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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