【必読】髪を染めるなら知っておくべき、ヘアカラーと薄毛の関係性について-美髪ラボ

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【必読】髪を染めるなら知っておくべき、ヘアカラーと薄毛の関係性について
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ヘアカラー剤と薄毛の関係を詳しく解説!!

今は誰でも簡単にヘアカラーする時代です。
きゃりーぱみゅぱみゅさんのようにどんな髪色でも似合う女性をTVなどでしょっちゅう見ていると、自分も染めたくなりますよね。

ドラッグストアに行けば手軽な価格でファッションカラー剤やブリーチ剤が手に入りますし、同じくらいのスペースを取って白髪染めも売られています。

でも、これらのヘアカラー剤が薄毛を招くことを知っていますか?
一度薄毛になると、元に戻すのは大変です。
ヘアカラー剤と薄毛の関係について、しっかり把握しておきましょう。

ヘアカラーは止められない!?

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全国理美容製造者協会が行なった2014年の調査によると、全国の10代~60代の女性のうち、白髪染めを含むヘアカラーをしている人は64.8%だったといいます。
10代~30代は51.1%、40代以降は約72.1%で、40代以降は大半が白髪染めになるため、割合が多くなるようです。

若いうちはファッションとして、加齢とともにやむにやまれぬ思いで…といった背景が見えてきます。
どちらも、止めろと言われて簡単に止められるものではありません。

今は何ともないから・・・と油断していると大変なことに

誰でも、使用したもののせいで問題が起きたら使用を止めるでしょう。
しかしその「問題」が軽いと、特に気にせずに済ませてしまうことが多いのではないでしょうか。
化粧品でも、何となくお肌に合わないと思ってもすぐに使用を中止する人は案外少なく、使用方法を変える、あるいは「ちょっと様子を見よう」といって使い続ける人が多いのです。

ヘアカラーの場合も、これまでに全く何も違和感を覚えなかった、という人はあまりいないようで、大半の人が「ほんの少し痒みがあった」「ほんの少し頭皮が赤くなった」という経験を一度はしています。
しかし、大半の人が経験しているだけに「当たり前のこと」と思い、使い続けているのです。

そしてある日、「髪が薄くなったんじゃない?」と言われたり、抜け毛が増えてきたりして異変に気付くのです。

ヘアカラーで髪が染まるメカニズム

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ここでいう「ヘアカラー」は2染め式の永久染毛剤のことで、ヘアカラー、ヘアダイ、ファッションカラー、おしゃれ染め、グレイカラー、白髪染めなどと呼ばれているもののことです。

髪に異変をもたらすヘアカラーは、どんなメカニズムになっているのでしょうか。

ヘアカラーで髪の毛が染まるメカニズム

ヘアカラーの成分は一般的に1剤のアルカリ剤と酸化染料、2剤の過酸化水素(ブリーチ剤)から出来ています。
白髪染めも元の髪色をトーンダウンして白髪の染まり具合に合わせるため、過酸化水素が配合されています。

アルカリ剤の役目は、キューティクルを開いて染料を入り込みやすくすることです。
開けば開くほど早くしっかり染まるので、市販のヘアカラーはアルカリ剤の量が多めになっています。
また、明るい色ほどアルカリ剤の量が増えます。

過酸化水素は髪を漂白する作用があり、アルカリ剤によって分解されて酸素を発生し、髪の奥のメラニン色素を破壊します。
量が多いほどブリーチ力が増すので、明るい色ほど多く配合されています。

酸化染料は、アルカリ剤と過酸化水素によって発生した酸素によって発色します。
分子が小さいので開いたキューティクルの隙間から入り込み、分子同士が結合して大きくなり、キューティクルの隙間から逃げられなくなって色が定着します。
1剤と2剤を混ぜ合わせることで、これらのことが同時に起こります。

薄毛の原因となる危険な成分

過酸化水素、酸化染料、アルカリ剤はそれぞれ髪と頭皮に強いダメージを与え、それが薄毛の原因となります。
一つずつ見ていきましょう。

化学反応によって活性酸素を発生させる「過酸化水素」

2剤に配合されている過酸化水素は活性酸素の一種で、紫外線や金属イオンによってヒドロキシラジカルを合成します。
ヒドロキシラジカルは活性酸素の中で最も酸化力が強く、細胞のDNAを劣化させる働きがあり、毛穴から入り込むと髪の素である毛母細胞の働きを阻害し、薄毛の原因となります。

また過酸化水素は髪から水分を奪う働きがあるため、配合量の多い明るい色ほど髪がパサパサになり、切れやすくなります。

過酸化水素は一度髪や頭皮の中に入り込むとなかなか取り除くことができず、その状態で紫外線を浴びるとさらに薄毛や切れ毛が増えてしまうのです。

アレルギーや発がんの危険性がある「パラフェニレンジアミン」

パラフェニレンジアミンは酸化染料の一種で、ほかにフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミンといった「ジアミン系」、あるいはアミノフェノール、メタアミノフェノールなどの「フェノール系」などがあります。

これらはすべてアレルギーの危険性があり、特にパラフェニレンジアミンは最もアレルギー性皮膚炎を引き起こしやすいため、旧表示指定成分にもなっています。

調査によると、薄毛の人の約7割がアレルギーだといわれています。
パラフェニレンジアミンに反応する免疫系アレルギーの場合、毛母細胞が炎症を起こし壊死したり機能不全になったりする可能性が指摘されています。

また、パラフェニレンジアミンは発がん性、特に皮膚がんの危険性があるとされ、EU諸国では使用禁止になっています。
がんとは、普通の細胞のDNAが損傷を受けて異常を起こしたものです。

日本人は白人に比べメラニン色素が多いため皮膚がんにはなりにくいのですが、パラフェニレンジアミンが毛穴から浸透し毛母細胞のDNAを損傷させることで機能不全になり、髪の成長を止めてしまったり抜けやすくなったりする危険性は充分にあります。

無理にキューティクルをこじ開ける「アルカリ剤」は切れ毛の原因に

アルカリ剤は薬剤を浸透させるため、閉じている健康なキューティクルを無理にこじ開けてしまい、一度開いたキューティクルは二度と元のようには閉じません。
キューティクルの奥にあるコルテックスという部分にはメラニン色素のほか水分やタンパク質があり、キューティクルはそれらが流出しないよう保護しています。

しかしキューティクルが開くとシャンプーや摩擦などでどんどん失われてしまいます。
さらに、開いたキューティクルはちょっとしたことで剥がれてしまうため、ますますダメージが進んでしまい、切れ毛や枝毛の原因となります。

また、アルカリ剤には主にアンモニアかモノエタノールアミンが使用されますが、モノエタノールアミンは臭いが少ないため、最近「におわないヘアカラー」としてよく配合されるようになりました。
モノエタノールアミンは髪の毛に残りやすいという性質があるので、アンモニア臭がきついヘアカラー以上に髪を乾燥させ、切れ毛を増やしてしまいます。

更に薄毛の可能性を高める危険な行為

ヘアカラーと薄毛や切れ毛の関係がおわかりいただけたでしょうか。
しかし、この薄毛の原因をさらに高める行為があります。

ヘアカラーの多用や、パーマとの同時使用

たった一度のヘアカラーで急に薄毛になることはありません。
しかし、ヘアカラーは一度行なったらなかなか止められないものです。

特に白髪染めの場合は伸びて来た白髪がとても目立つため、最低でも1か月~1か月半に一度は染めることになります。
若いうちはまだ細胞の新陳代謝が活発なので薬剤の影響が出にくいのですが、加齢とともに新陳代謝が遅くなり、細胞の働きも弱くなるため、薬剤がどんどん蓄積されて薄毛が進んでしまいます。

また、パーマ剤には酸化染料は入っていませんが、アルカリ剤と過酸化水素は別の目的で配合されています。
根元からパーマをかけると毛穴から薬剤が浸透するため、薄毛現象に加速がついてしまいます。

市販のヘアカラーを使って自分で染める

基本的には美容院と市販でヘアカラー剤に違いはありません。
しかし、市販製品はどんな髪質、状態でもしっかり染まるように、薬剤の濃度を高くしてあります。
特に明るい色に染める場合、酸化染料の量は少なくなりますが、その代わりにアルカリ剤の量が増え、過酸化水素の濃度が高くなります。

過酸化水素は濃度が6%を超えると皮膚への刺激が非常に強くなるため、劇物扱いになる成分ですが、市販のヘアカラーの明るめの色には6%ギリギリが配合されているといわれます。
そのため、毛穴から入り込んだ薬剤がDNAを損傷する作用が強くなり、薄毛や切れ毛、白髪が増えやすくなります。

薄毛にならないための対策

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加齢とともに薄毛になっていくのは仕方がないことですが、それ以外の原因を排除することは可能です。
できることから始めましょう。

ヘアカラーの頻度を減らし、美容室で染める

ヘアカラーは止められないというのであれば、せめて市販のヘアカラーは使用せず、美容院で染めてもらいましょう。
美容院では髪質や状態をチェックし、アルカリ剤や過酸化水素の濃度を調節してくれますから、市販のヘアカラーに比べるとダメージが少なくなります。

ただし、ヘアカラーは調合や塗布に技術が必要です。
髪の状態を見極めて最も良い配合をし、さらにダメージの少ない部分から塗布し、毛先は薬剤を低濃度にするなど高度なテクニックがないと、ダメージが広がってしまいます。

本当に顧客のことを考える美容師であれば、酸性カラーなど刺激が少ないカラーリングを勧めてくれるかもしれません。
そういった意味からも、カラーリングの知識が豊富な美容院を探しましょう。

出来るだけ髪や頭皮に優しいカラー剤に変える

積極的に薄毛を予防したいのであれば、髪や頭皮に優しいカラー剤に切り替えることを考えてみてください。
白髪を隠すならカラートリートメントかヘアマニキュアがお勧めです。

これらはアルカリ剤・酸化染料・過酸化水素を使用していないため、髪と頭皮への負担が非常に少なくなっています。

カラートリートメントの場合、HC染料や塩基性染料という、酸化染料に比べはるかに刺激が少ない染料を使用しているものがほとんどです。
さらにウコン、シコン、クチナシ、インディゴなど天然由来の植物色素を配合してあるものもあり、深みのある自然な色が楽しめます。

また、多くの製品には血行促進や頭皮環境を整える成分が配合されているので、育毛を促進します。
一例として、「利尻ヘアカラートリートメント」にはローマカミツレ、ローズマリー、センブリ、セイヨウキズタのエキスなどが配合されています。

「ルプルプ」にはポリ-γ-グルタミン酸Naやシステイン/オリゴメリックプロアントシアニジン、「レフィーネヘッドスパ」にはセンブリ、オタネニンジン根、生姜根エキスなどが入っているので、トリートメントしながら育毛効果が期待できます。

トリートメントですからヘアケアに良い成分ももちろん入っています。
利尻昆布エキス、ガゴメ昆布エキス、加水分解シルク、キトサン、ローヤルゼリー、ホホバ種子油など、キューティクルを保護したり髪にハリ・コシ・ツヤを与えたりする成分が必ず配合されています。

しかし、残念ながらファッションカラーの代用品はありません。
というのは髪を漂白しない限り、希望の色は出せないからです。
どうしても、という場合は美容院で軽くブリーチしてもらい、ヘアマニキュアやカラーバターで色を入れましょう。

それなら薄毛予防は望めないまでも、髪のダメージを抑えることができます。
また全体のブリーチはせず、メッシュにして数か所だけブリーチすると髪や頭皮のダメージを最小限にできますし、全体のトーンが明るく見えますからお勧めです。

毎日のケアを怠らず、ヘアケア用品にも拘りを

薄毛の予防には、髪の毛のケアより頭皮のケアが大切です。
いくつか方法をご紹介します。

①シャンプー

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高級アルコール系を使用している場合は、アミノ酸系や無添加系のシャンプーに変えましょう。
高級アルコール系は洗浄力や脱脂力が強く、頭皮の水分や皮脂を取り去ってしまいます。
すると紫外線の影響を受けやすくなり、頭皮とその奥の細胞が酸化し正常な働きが出来なくなるため、薄毛や白髪の原因になります。

また、頭皮を触って乾燥していると感じたら、洗浄剤を使用してのシャンプーの回数を減らし、お湯だけで洗う湯シャンと交互に行なうのもお勧めです。

②頭皮マッサージ

女性の最大の薄毛の原因である血行不良を改善するには、直接頭皮をマッサージすることが一番早く効果が出やすいです。

まず、頭皮の硬さをチェックしてください。
おでこに指を置いて皮膚を上下に動かし、その後頭皮を同じように動かしてみてください。
おでこと同じように動かなければ頭皮が硬くなっているので、薄毛予備軍です。

その部分を中心にマッサージしましょう。
指を頭皮に固定し、軽く円を描くようにするだけで十分です。
1回5分、1日3回以上行なうようにしましょう。

③UVケア

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紫外線も薄毛の原因になります。
紫外線は頭皮の奥まで透過し、細胞のDNAを損傷します。
髪は髪の素となる毛母細胞が細胞分裂することで伸びていくため、DNA損傷によって細胞分裂能力が失われると、髪が細く弱くなってきます。

特に紫外線を浴びやすい頭頂部の髪が茶色っぽくなっていたり、皮膚が硬くて全く動かなかったりした場合、かなり紫外線によってダメージを受けている可能性があります。

紫外線から頭皮を守るには、UV加工してある日傘や帽子が手軽です。
そのほか洗い流さないトリートメントなども紫外線防止効果がありますが、石油系界面活性剤が配合されていることが多いので、頭皮につけると刺激となることがあります。
頭皮は日傘や帽子、髪はトリートメントと使い分けると万全です。

女性の多くがヘアカラーで楽しんでいます。
しかし、それが薄毛を誘発するとなると考えてしまいますよね。

完全に止めることはできなくても、できるだけ回数を減らす、一部だけメッシュやハイライトにするといった方法を取るだけでも違います。
それと並行して頭皮ケアを行なえば、充分薄毛予防効果が期待できますよ。

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