ハゲる前に今すぐ対処!【女性の頭頂部の薄毛】3つの症状別に原因と改善法を徹底解説-美髪ラボ

リカラ
ホーム > 美髪ラボ > 女性の薄毛 > ハゲる前に今すぐ対処!【女性の頭頂部の薄毛】3つの症状別に原因と改善法を徹底解説
tokuchou
ハゲる前に今すぐ対処!【女性の頭頂部の薄毛】3つの症状別に原因と改善法を徹底解説
  • facebook
  • twitter
  • LINE
女性の頭頂部の薄毛の改善法を症状別に解説!

何となく髪が減ったなあと思ってよく見たら、頭頂部の地肌が透けて見える!はげそう!なんて焦っている女性はいませんか?
本来、女性は男性のようにはげることはあまりありません。
しかし、ある種の薄毛は男性の頭頂部はげに近い状態になる可能性があります。

今回ははげる危険のある女性の薄毛と、その改善法について解説しましょう。

女性の頭頂部の薄毛の特徴

tokuchou

女性に多い薄毛はびまん性脱毛症といい、頭部全体の髪が細くなったり抜けたりするタイプです。
何となく髪のハリやコシがなくなって来た、ボリュームがダウンした、朝髪を立ち上げても夜まで持たなくなった…そんな状態がびまん性脱毛症です。
しかし、それとは違うタイプの薄毛があるのです。

自分では気付かないうちに進行する頭頂部の薄毛

頭頂部とは、正確にいうと「頭のてっぺんから真後ろの一番でっぱっているあたりまで」のことを指します。

ざっくりいうと、耳の部分から上方向縦に線を引いた部分と横に線を引いた部分の間で、この図を見ると、男性が薄毛になりやすい部分と合致しますね。
いわゆるつむじハゲも頭頂部の薄毛に含まれます。

この図でわかるように、自分ではなかなか見ることができない場所なので、気づいた時にはかなり進行していた、ということが多いのです。

女性の頭頂部を薄毛~ハゲにしてしまう3つの症状

shoujou

女性の頭頂部を薄毛~ハゲにするタイプは3つあります。
「FAGA」「粃糠(ひこう)性脱毛症」「脂漏(しろう)性脱毛症」です。
どれも女性には少ないタイプなのですが、体質や食生活、生活習慣などにより最近増えています。

比較的治りやすい場合と薄毛改善にかなり時間がかかる場合がありますが、どちらも早期発見と対処が大切です。

一つずつ詳しく解説しますので、頭頂部が薄くなったと感じたら、自分に当てはまらないか確認してくださいね。

FAGA(女性男性型脱毛症)

FAGAは最近発見されたタイプで、女性でありながら男性と同じタイプの脱毛症になるものです。

【FAGA】の症状と主な原因

<AGA(男性型脱毛症)とは>

FAGAはFemale AGAの略で、AGAは「男性型脱毛症」のことです。
男性型脱毛症とは、男性ホルモンのテストステロンが加齢などによって減少することによって発症します。
男性の身体に必要なテストステロンが減少するのを食い止めるため、5α-リダクターゼという酵素によって強力な男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)に変化します。

しかしDHTにはヘアサイクルを狂わせる働きがあるため、男性の髪の寿命3~5年を大幅に縮めてしまうのです。

5α-リダクターゼには1型と2型があり、男性の薄毛やハゲの原因となるのは主に2型です。
この2型5α-リダクターゼは前頭部から頭頂部の毛根内に存在するため、その部分がはげてしまうのです。

<原因①男性ホルモンが元々多い>

「それは男性のことでしょ?」と思うかもしれませんが、実は女性にも男性ホルモンは存在します。
血中の値で見ると、男性の10分の1~20分の1ながら女性にもテストステロンは含まれているのです。
いわゆる「肉食系」といわれるタイプや骨格や筋肉ががっしりしている女性には、テストステロンが多いと考えられています。

しかも、女性ホルモンのバランスが毎日変動するのと違い、女性のテストステロンはあまり変動しません。
そのため、テストステロンが多い女性は常に一定の影響を受けることになります。
テストステロンが減少しDHTに変化すると、男性と同じく頭頂部や前頭部の髪が薄くなり、はげてしまうこともあるのです。

<原因②加齢とともに女性ホルモンの量が減少する>

特にテストステロンの量が多くなくても、女性ホルモンの分泌量が減ることによってテストステロンの影響が出ることもあります。
女性ホルモンは30歳前後をピークに減り始めるのですが、テストステロンはそれほど減少しません。
そのため、40代に入るとテストステロンの作用が強く出てくる場合があるのです。

<原因③男性ホルモンを増やす生活をしている>

テストステロンは、交感神経が活発化していると分泌量が増えます。
交感神経は日中に活発になる神経で、「闘争と逃走の神経」といわれ、全身を戦闘態勢にし、
内臓の働きが抑制され、いつでも攻撃できるよう血液が筋肉に集まります。

この状態になるのは競争本能が刺激された時やストレスを感じた時なので、男性に交じって社会で活躍している女性や、家事・育児・義両親や近所との付き合いなどで神経をすりつぶしているような場合はテストステロンが増え、その状態が続くと頭頂部はげになる危険性があります。

また、女性ホルモンは元々テストステロンの形で作られ、卵巣内で女性ホルモンに変換されるというしくみになっています。
しかし卵巣が冷えているとこの変換がうまくできず、テストステロンのままになってしまうことがわかっています。

さらに、まだ研究段階ではありますが、糖質過多になるとテストステロンが増える可能性があります。
糖質を摂取すると血糖値を下げるためにインスリンが分泌されますが、インスリンと卵巣内の黄体化ホルモンが強く作用すると、テストステロン値が上昇してしまうのです。
この症状は多嚢胞性卵巣症候群ともいわれ、排卵障害を引き起こす原因になっています。

【FAGA】を自分で改善するには

FAGAをびまん性脱毛症と同一視している医療機関もあります。
女性ホルモンが関係しているという意味では同じですが、抜ける髪の位置が違い、さらにFAGAの場合ははげる可能性があります。
そのため、頭頂部や前頭部が薄くなったと感じたら、早急に対処が必要です。

①女性ホルモンの分泌を促す

horumon

FAGAは女性ホルモンの減少、あるいはテストステロンの量が多いことが原因ですから、女性ホルモンが分泌されやすいようにしてあげましょう。

女性ホルモン自体を摂取するにはホルモン注射しかありませんが、分泌を促すことはそれほど難しいことではありません。
卵巣を温めてやれば良いのです。

卵巣がテストステロンを分泌した時に女性ホルモンに変化させるよう、下腹部をしっかり保温しましょう。
特に夏は冷房で腰が冷えやすいので、腹巻のような、あまり締め付けないものを着用することをお勧めします。

ガードルは締め付けが強すぎ、血行が悪くなる危険性があるのでNGです。
また、シャワーではなく湯船に浸かり、腰の部分をしっかり温めてください。

②交感神経を鎮め、副交感神経を活発化させる

男性ホルモンを分泌させる交感神経を鎮静化させ、副交感神経が優位になるようにしましょう。
体内時計によって、18時頃に交感神経と副交感神経が入れ替わりますので、その時に興奮したりストレスを溜めたりしないようにすることが大切です。
軽い運動をして全身の筋肉をほぐす、または湯船に浸かって心身をリラックスさせてあげましょう。

また、スマホやパソコンも脳を興奮させるので、できるだけ早い時間で切り上げ、就寝前2~3時間はゆったりとした気分で過ごせるようにしましょう。

③糖質を控えめにする

toushitsu

無理に糖質制限をする必要はありませんが、夜は糖質を控えたほうが良いでしょう。
特に生理不順やPMS(月経前症候群)で悩んでいる人は、夕食は煮野菜や味噌汁など、身体を温めて胃腸の負担にならないもので済ませましょう。

④軽い運動をする

少し息が上がる程度の有酸素運動は、DHTを排出する作用があるといわれています。
下半身を中心に運動することで卵巣の体温も上がるので、大股でのウォーキングやジョギングなどを週3日以上、30分程度行なうようにしましょう。

また、息が上がらなくてもヨガやストレッチは骨盤を整えるので、卵巣にも良い効果があります。

批糠(ひこう)性脱毛症

粃糠(ひこう)とは役に立たないもののことを指しますが、「粃糠性脱毛症」の場合、フケによる脱毛症のことを指します。
一種の疾患で、皮膚科で治療するのが一般的です。

【批糠性脱毛症】の症状と主な原因

乾燥したフケが大量に出て毛穴を塞いでしまい、常在菌のマラセチア菌が繁殖して炎症を起こし、毛根部までダメージが広がって髪が抜けてしまう症状です。
角質の新陳代謝がうまく行かずに剥がれてしまい、それが毛穴を塞ぐことで皮脂や老廃物が排出されなくなり、雑菌の温床になってしまうため脱毛を起こすのです。

この場合のフケの量はかなり多く、かさぶた状になって毛穴を塞ぐほどになっており、少しフケが多い程度では脱毛に至ることはなく、粃糠性脱毛症とはいいません。

原因はまだ明確になっていませんが、ホルモンバランスの乱れや洗浄力が強力なシャンプー、パーマやヘアカラーのし過ぎ、無茶なダイエット、紫外線の浴びすぎなどが原因ではないかといわれています。
また、アレルギーを持っている人も発症頻度が多いとされています。

【批糠性脱毛症】を自分で改善するには

本格的な粃糠性脱毛症の場合、繁殖した菌はマラセチア菌という真菌なので、自分で改善するのは難しいでしょう。
真菌とはカビの総称で、水虫やカンジダも真菌です。
皮膚科ではステロイドを処方することが多く、長期戦になります。

乾性フケが多い、という程度であればシャンプーを洗浄力が穏やかなアミノ酸系にして皮脂を残すようにすれば、効果が期待できます。
フケが出ると薬用のシャンプーで必死になって頭皮を洗う人がいますが、頭皮がさらに乾燥してしまうので、絶対に使用しないでください。

また、皮膚や粘膜を健康にする作用のあるビタミンB群、特にナイアシンを多く摂るようにしましょう。
ナイアシンは魚、鶏肉、レバー、きのこ、緑黄色野菜、大豆類などに多く含まれています。
食事が難しい場合は、サプリメントも利用しましょう。

脂漏(しろう)性脱毛症

脂漏(しろう)とは皮脂の分泌が過剰になることを指し、脂漏性脱毛症は皮脂が毛穴につまることで起こる脱毛症です。
非常にまれな症状で、脂漏によって脱毛に至ることはほとんどありません。

【脂漏性脱毛症】の症状と主な原因

頭皮に皮脂が過剰分泌されることで毛穴を塞いでしまい、マラセチア菌が皮脂をエサに異常繁殖することで炎症が髪の根元まで及び、髪が抜けてしまいます。
皮脂がはっきり見えるほど毛穴に詰まっており、それを取り除いてもすぐに皮脂が毛穴から分泌されてしまい、常に塞がっている状態になります。

最初のうちはかゆみや炎症といった症状の脂漏性皮膚炎なのですが、それがさらに悪化すると髪が抜けてしまいます。

原因はホルモン分泌の異常、食生活の乱れ、ストレスなどとされていますが、はっきりしたことはまだわかっていません。
ただ、皮脂分泌をコントロールするのは男性ホルモンで、頭頂部や前頭部は男性ホルモンが支配する部分とされているので、脂漏性脱毛症とDHT作用が重なると、女性でもはげてしまう可能性があります。

【脂漏性脱毛症】を自分で改善するには

粃糠性脱毛症と同じく、まずはマラセチア菌を殺菌するために、皮膚科で抗真菌薬をもらうことをお勧めします。
脂漏性脱毛症は、きちんと治療すれば1~2か月で完治するといわれています。

そのほかのケアとしては、粃糠性脱毛症と同様、洗浄力のやさしいアミノ酸系シャンプーを使用し、頭皮に刺激を与えず皮脂をできるだけ取り除くようにします。
さらにビタミンB群の多い食材を摂取し、刺激物は避けることが大切です。

脂漏性だからといって脂肪を摂ってはいけないということはありませんが、栄養バランスが悪いことも原因とされていますので、少し意識して脂肪の摂取を控えるようにしたほうが良いでしょう。

また、脂漏性脱毛症にかかるのは男性が多いとされており、男性ホルモンが関係していると考えられていることから、女性ホルモンの分泌量を多くするために、下腹部の保温や適度な運動、入浴なども併せて行いましょう。

女性の頭頂部の薄毛にはこんな対処法も

taishohou

頭頂部の薄毛改善法を色々やっても、効果が出るまでには半年から1年はかかるかもしれません。
それまでの間のカバー方法や、もっと確実に治す方法もまとめておきますね。

髪型の工夫やウィッグで頭頂部の薄毛をカバー

頭頂部は、自分より他人のほうがよく見えるものです。
できるだけ分け目をつけない髪型にし、前髪を下ろすことで視覚的に多く見せるようにしましょう。
また、頭頂部に敢えてレイヤーを入れると軽さが出て、地肌をうまく隠してくれます。

kami-2

パーマは薬剤が頭皮を傷めるので、特に粃糠性脱毛症と脂漏性脱毛症の場合はお勧めできません。
髪の流れと反対方向に前髪を持って行き、根元にしっかりドライヤーをかけることで髪が立ち上がりやすくなります。

つむじまでぱっくり割れているような場合は、ウィッグがお勧めです。
頭頂部だけの場合はトップピースで頭頂部をうまく隠すことができますし、全体的にスタイルを変えたいならフルウィッグという手もあります。

価格はピンキリで、数千円のものから10万円以上のものまであります。
素材が人工毛か人毛かミックスかでかなり違いますし、自毛に色や毛質を合わせるオーダーメイドになると価格が張ります。

白髪が多い場合は薄毛が解消されても使用する可能性がありますから、ちょっと高くても大手メーカーのオーダーメイドが良いかもしれませんね。

もっと確実に改善したい人は専門家に相談を

今回説明したFAGA、粃糠性脱毛症、脂漏性脱毛症は女性にはあまりない脱毛症で、ケアの方法も一般的なびまん性脱毛症と違う部分が多くあります。
自己判断でケアしてもなかなか効果が見られないばかりか、頭頂部がますます薄くなってはげそうになってしまうこともあります。

フケが異常に多い、いくらしっかりシャンプーしても翌朝には髪がべったりしているという場合は、皮膚科で診察を受けることをお勧めします。
粃糠性脱毛症と脂漏性脱毛症は病気の一種なので、保険対応で治療が受けられます。

FAGAと思われる場合や自分ではよく判断できない時は、女性用の薄毛治療専門クリニックで相談しましょう。
大手のクリニックなら無料のカウンセリングがあり、頭皮の状態を詳しく調べてくれます。

女性の薄毛の多くは、適切な治療を受けケアすれば、治る確率が高いといわれています。
しかし、状態が悪化すればするほど治りにくくなりはげてしまうことがありますので、気になり出したらすぐに対策を取りましょう。

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
利尻ヘアカラートリートメント