グリチルリチン酸2K の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

グリチルリチン酸2K

学名 Dipotassium Glycyrrhizate
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、ハンドケア、入浴剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、パウダー、チーク、口紅、リップグロス、アイブロウ、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアカラー、カラートリートメント

グリチルリチン酸2K とは?

「グリチルリチン酸ニカリウム」「グリチルリチン酸ジカリウム」とも書かれる、グリチルリチン酸とカリウムの塩です。

マメ科の甘草から抽出されたグリチルリチンを水溶性にした誘導体で、甘みがとても強いことから甘味料としても使用される成分です。
抗炎症作用や抗アレルギー作用があることから副腎皮質ホルモン(ステロイド)と同様の作用があると考えられ、かゆみ止めや炎症緩和のために医薬品などにもよく配合されています。
体内に入り込んだ雑菌やウイルスを除去する免疫細胞の働きを促進させるので、風邪薬や抗アレルギー薬、肝炎の薬などに配合されています。
また、抗菌・殺菌作用があるので、脂性肌や頭皮の雑菌を抑えることができます。

グリチルリチン酸2K の安全性は?

高い消炎作用があることから、石けん、クレンジング、脂性肌用の基礎化粧品、日焼け止め、化粧下地、メイクアップ製品など様々な化粧品に配合されています。
また、薬用シャンプーや育毛剤に使用することで頭皮環境を整え、フケやかゆみを抑える効果が期待できます。

グリチルリチン酸2K の役割は?

髪をムラなく染め、ダメージを与えないためヘアカラートリートメントの天然由来染料として配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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