ウイキョウエキス の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ウイキョウエキス

学名 Foeniculum Vulgare Fruit Extract
用途・効果
安全性 B (安全性は高いが、稀にアレルギー報告のある成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、制汗剤、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、ファンデーション、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、育毛剤

ウイキョウエキス とは?

アロマテラピーではフェンネルの名称でおなじみの、セリ科のウイキョウ(茴香)の果実から採れるエキスです。
現在は「ウイキョウ果実エキス」という名称に変更されています。
ウイキョウは地中海沿岸が原産で、現存する植物の中で最も古いものの一つとされています。
日本にも中国から入ってきており、沖縄、長野、岩手などで栽培されています。
特に沖縄では整腸薬として、古くから料理の薬味などに使用されていました。
健胃作用があることから、漢方薬や胃腸薬によく配合されています。

成分にはアニスアルデヒド、クミンアルデヒド、フェンコン、アネトール、リモネン、カンフェンなどがあり、肝臓や腎臓の不調を改善させる働きがあるとされています。
そのほか駆虫、解毒、催乳、殺虫、消炎、消毒、通経、利尿、発汗作用など非常に多くの作用があります。
また、エストロゲンホルモンと似た作用があるとされ、女性の多くの悩みを改善してくれるといわれています。

ウイキョウエキス の安全性は?

少量を使用する分には問題ありませんが、強力なエキスなので皮膚を刺激することがあります。
また、日本ではあまりいないとされていますが、セリ科アレルギーがある人はフェンネルで反応を起こす場合があります。
生理を促す通経作用があることから、妊娠中に連続して使用するのも危険です。

ウイキョウエキス の役割は?

ヨーロッパではしわの予防に使用されており、細胞の修復作用があるといわれています。
そこから、エイジングケア化粧品に使用されています。
また抗炎症や抗酸化作用もあることから、化粧下地や日焼け止め、制汗剤などにも配合されます。
さらに、育毛シャンプーや育毛剤には血行促進、消炎、紫外線抑制を目的に配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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